ラネクシーは3月24日、統合ログ管理システムの最新版「MylogStar 2.5」を3月より販売開始したと発表した。
MylogStarは、企業内のサーバやクライアントPCのログオン・ログオフ、アプリケーション、ファイルなどの操作ログを取得・記録することで、不正行為や情報漏えいの流出経路を可視化するログ管理システム。操作記録はOSのカーネルレベルで取得するため、ほかのログ管理ツールでは抜け道となっているような部分でも、正確なログを取得できるのが特長。問題発生時には記録をさかのぼって調査するトレース機能により、特定のファイルの更新履歴や、USBメモリで持ち出されたファイルを特定できる。
最新版では、Windows 7、64ビット版のWindows Server 2008 R2をサポート。加えて、Hyper-V、VMwareなどの仮想環境にも対応した。また、取り扱いが容易なCSV形式でのログデータ出力によって、BIツールなど他システムとの連携も可能となった。大量のログデータをBIツールに取り込み、エンドユーザー自身が独自の視点でデータを分析できるという。
さらに、ログデータの分析・リポート機能を持つ「Analysis Option」およびPC資産情報を収集する「Inventory Option」、スタンドアロンPCのログデータを統合管理する「Porter Option」という従来はオプション扱いとしていた3製品を標準ハンドルとした。ログ管理プロセスの収集/保存/分析機能をすべて標準使用でき、ログを活用しての業務の改善、セキュリティの向上に貢献するという。
なお同社では、最新版の販売開始後もAnalysis Optionのアドインリポートを随時公開。MylogStarの保守契約ユーザーには3月29日に次期バージョンアップの情報を送付するほか、セキュリティ監査用のリポート、プライバシーマーク、ISO27001、PCI-DSSに準拠したものや、社員のPC利用分析、業務外行動分析など業務改善用のリポートなど、セットで提供するとしている。
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