「Attack Surface Analyzer」では、新開発のアプリケーション導入によって攻撃の様相が変化するかどうかを検証できる。
米Microsoftが開発者支援のための新ツールをリリースした。脆弱性を突いたWindowsへの不正アクセス攻撃の様相が、新開発のアプリケーション導入によって変化するかどうかを検証できる。
「Attack Surface Analyzer」と呼ばれるこのツールは、新しいSDL検証ツールのβ版として2011年1月に一般公開された。アプリケーションをインストールする前とインストールした後のWindowsシステムの状態についてスナップショットを取ることができる。
Microsoftはバージニア州アーリントンで開かれたBlack Hat D.C.カンファレンスで幾つかの発表を行い、新ツールもその1つだった。同社はBlack Hatでセキュアなソフトウェア開発戦略にスポットを当てるのが恒例になっている。これまでにもTrustworthy Computingプロジェクトの一環として、社内プロセスについて解説した文書やツールを業界全体に向けて公表し、よりセキュアなソフトウェア開発プロセスの構築を支援してきた。
新ツールは他の分野のIT専門家にも活用してもらえるとMicrosoftは説明する。IT監査担当者がAttack Surface Analyzerを利用すれば、新規にインストールしたアプリケーションによってもたらされるリスクを検証できる。事件対応に利用すれば、捜査の過程でシステムのセキュリティ状態について理解を深めることができる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...