タブレット端末は単なる大型のスマートフォンではない。タブレットにはタブレット特有の課題がある。
タブレット端末がビジネスユーザーの間に驚異的なペースで普及している。IT部門にとっては予想外の事態となり、タブレット端末のセキュリティとサポートをどうすべきか頭を悩ませているところもある。タブレット端末はスマートフォンと同じモバイルOSを搭載しており、ある程度は同様に扱える。しかし単なる大型のスマートフォンではない。使い方には異なる傾向があり、タブレット特有の課題がある。本稿では、前後編にわたりIT環境へのタブレット端末流入と関連するモバイルセキュリティリスクについて解説。タブレット端末特有のリスクを回避する方法を取り上げる。
セキュリティ対策として会社標準の携帯電話を使っている企業の方が、タブレット対応におけるトラブルは多そうだ。会社側は具体的な用途を想定してタブレットを調達するかもしれないが、それだけでは全てのタブレット需要には対応できない。それよりも、IT部門は従業員が持つさまざまなタブレットの安全なビジネス利用を促さなければならない。既に従業員のスマートフォンにセキュリティをかけている企業は、スマートフォンのセキュリティポリシーおよびプラクティスをタブレットセキュリティに適用することから始めればいい。最も重要なのは以下の点だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「単なるスポーツ広告ではない」 Nikeの27年ぶりスーパーボウルCMは何がすごかった?
Nikeが27年ぶりにスーパーボウルCMに復帰し、注目を集めた。
Z世代と上の世代で利用率の差が大きいSNSトップ3 1位「TikTok」、2位「Instagram」、3位は?
サイバーエージェント次世代生活研究所が実施した「2024年Z世代SNS利用率調査」の結果が...
主戦場は「テレビ画面」へ YouTube20周年でCEOが公開書簡
20周年を迎えるYouTubeが、クリエイターとユーザーの双方にとってより魅力的で革新的なプ...