2011年03月03日 09時00分 公開
特集/連載

セキュリティ、互換性、コンテンツ――企業向けタブレット、勝者の条件Windows、Androidは企業利用でiPadに追い付けるか Part3

フォームファクタとUIを売りにエンタープライズ市場をリードするiPadと、それに対抗するWindows/Androidタブレット。「iPad 2」が発表された今、ユーザーの心をつかみ、勝者となるのはどれか。

[Jacqueline Emigh,TechTarget]

 Part1「『iPad以外』が企業に食い込む可能性は?」Part2「焦燥のMicrosoftが繰り出すiPad対抗戦略の中身」では、法人市場でも普及するiPadに追随しようとするWindows、Androidなど各プラットフォーム陣営の競争をお伝えした。今回は、導入促進のカギとなるハード/ソフト、セキュリティといった要件で各タブレットの強みや弱みを明らかにする。

セキュリティと管理容易性

 セキュリティと管理容易性の面では、本当にWindowsタブレットの方がiPadよりも優れているのだろうか? 「もし私に知的財産があり、それを競合他社の手に渡らないようにしたいのであれば、そうした情報はWindows端末の方がはるかに高度に管理できる」と語るのは、Microsoftの主要パートナーである米RBA Consultingのコンサルティングサービス担当ディレクター、ボブ・マクリーン氏だ。

 ただし米Directions on Microsoftのリサーチ担当副社長、マイケル・チェリー氏は、MS-DOS搭載PCが企業に導入され始めた当初を振り返り、「当時も、ミッドレンジエンタープライズコンピュータのメーカー各社の間では、このような端末は管理できないといった同様の議論があった」と語っている。

 一方、Enderle Groupのエンダール氏によれば、確かにセキュリティは重要だが、それは主にIT部門にとっての話だという。「問題は、エンドユーザーには従来、Windowsタブレットは“バッテリーを消耗しやすい大きな端末”との認識があるということだ」と同氏は指摘している。

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