失敗しない「Webアプリケーションファイアウォール(WAF)」の選び方4つのタイプから適切なWAFを選ぶ

Webサイトの代表的なセキュリティ対策である「Webアプリケーションファイアウォール」。その現状や製品選定のポイントについて、ガートナーの主席アナリストに聞いた。

2015年04月10日 08時00分 公開
[鳥越武史TechTargetジャパン]
写真 ガートナーの礒田氏

 Webサイトの改ざんや不正ログインが後を絶たない。WebサーバやWebアプリケーションを支えるソフトウェアの脆弱性が相次いで発覚したり、実在するID/パスワードを利用した「アカウントリスト型攻撃」など攻撃手法が多様化していることが、その背景にある。こうしたWebサイトやWebアプリケーションへの攻撃に対処するセキュリティ製品の代表例が、「Webアプリケーションファイアウォール(WAF)」製品だ。

 WebサイトやWebアプリケーションを保護する手段として、ここに来てWAF製品に注目する企業が増えつつある。TechTargetジャパンが2014年10月から11月に掛けて実施した読者調査では、導入済みおよび今後導入したいWebサイトセキュリティ対策製品の双方でWAF製品が1位となった。

 ユーザー企業のニーズに応えるべく、WAFベンダーは製品の提供形態を多様化させるなど知恵を絞る。WAF製品の動向に詳しい、ガートナー ジャパンのセキュリティ担当主席アナリストである礒田優一氏に、WAF製品の現状と選定のポイントを聞いた。

提供形態が多様化するWAF製品

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...