バックアップシステムに不安を抱えていた英国の貿易業者が、クラウドファーストのバックアップ製品を導入。ビジネス継続性やロックインの懸念が解消したが、彼らはそれだけでなくある努力を続けている。
データは大半の企業にとって生命線だといえる。農作物の貿易を営むGleadell Agricultureも例外ではない。
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1880年設立の同社は、穀物、油料種子、豆類を英国内市場や海外市場で取引する独立系貿易業者だ。報道によれば、同社は英国の農業経営者から毎年250万トンの農産物を購入しているという。
同社ビジネスの大半は立会取引所で行われる。立会取引所での取引は、大量の取引データに支えられて成り立っている。取引が行われている間、140人強の従業員から成る同社のチームは分刻みでデータを分析し、その結果に基づいて行動する。
Gleadell AgricultureのITインフラとサポート部門のマネジャーを務めるトリスタン・ハーグリーブス氏は本誌のインタビューに答え、次のように語った。「データは分刻みで変化する。こうした変化が、データをビジネスの貴重なリソースの1つにしている」
Gleadell Agricultureの日常業務を維持するには、データの流れを中断しないことが不可欠だ。
同社は以前、インターネット接続が原因でサービスの中断が発生し、ビジネス継続性と災害復旧の手続きの見直しを迫られたことがある。
この見直しは驚くべき発見につながった。
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