「RSA Conference 2018」でサイバーセキュリティ専門家の女性たちによるパネルディスカッションが開催された。イベントでは、最適な人材を見つける方法や優れた指導者になる方法について議論が交わされた。
情報セキュリティ業界の多様性が重要な話題になりつつある中、暗号化やマルウェア対策といった情報セキュリティ分野のカンファレンス「RSA Conference 2018」(以下、RSAC)が開催された。壇上では、サイバーセキュリティ専門家の女性たちがパネルディスカッションをして、おのおのの経験を紹介した。
パネルディスカッションでは、サイバーセキュリティ業界で働き始めたころに受けた最高のアドバイスや励ましの言葉、優れたメンター(指導者)になる方法、適切なメンティー(後輩)を見つける方法について出席者が語った。ディスカッションに先立ち、Cobaltでセキュリティ戦略部門のバイスプレジデントを務めるキャロライン・ウォン氏とディスカッションの司会者が、サイバーセキュリティ分野の多様化を進めて女性の進出を促すために、雇用を改善する方法を議論した。
ウォン氏は、IT業界の人材採用担当者が「特定の経歴や背景を求める」傾向があることを指摘した。この傾向は、ある限定された範囲の志望者しか集まらないといった事態を招く。
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