立命館大学のチャットbot導入事例や、幼稚園の業務効率化事例など教育ITに関する主要ニュースを紹介する。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)の影響を受け、教育機関によるオンライン教育の導入が拡大している。こうした中で教職員の負担になり得るのが、オンライン教育に関する学習者からの問い合わせへの回答だ。チャットbotの導入により、こうした負担の軽減を目指した立命館大学の事例など、教育ITに関する主要なニュースを3つ紹介する。
BEDOREが提供するチャットbot「BEDORE Conversation」を導入した。問い合わせへの回答を効率化する上で、BEDORE Conversationが搭載する人工知能(AI)エンジンによる自然言語処理が役立つと判断した。立命館大学はオンライン講義に関する学生からの問い合わせが1日100件以上寄せられ、職員の負担になっていた。職員による回答が必要な電話やメールによる問い合わせを減らすことで、回答業務の効率化を目指す。(発表:BEDORE<2021年12月20日>)
さいたま市のそうけい幼稚園は、VISHが提供する幼稚園、保育園、認定こども園 向け園務 支援SaaS(Software as a Service)「園支援システム+バスキャッチ」を導入した。保護者が園児の遅刻や欠席 を専用スマートフォンアプリケーション経由で申請する仕組み。同校は管理用アプリケーションでこれらの申請を確認できる他、出欠連絡を一覧化できる。欠席連絡は従来、教職員が電話とメールで受け、手作業で一覧化していた。サービスでリストを作ることで登園時間帯の煩雑な作業が減った。(発表:VISH<2021年12月27日>)
スマカンが提供する、官公庁や公的機関に特化した就業管理SaaS「スマカンPublic-就業」を導入する。北海道国立大学機構は、帯広畜産大学、小樽商科大学、北見工業大学が経営統合によって設立する国立大学法人だ。2022年4月に発足する。経営統合に伴い、各校で異なる就業形態で働く職員の管理が必要になった 。 人材情報や就業情報の一元管理が可能なスマカンPublic-就業 の 導入により、就業管理の工数削減を目指す。(発表:スマカン<2021年12月23日>)
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