Microsoft Officeで「VBAマクロ」をブロックするシンプルな方法VBAマクロを手動でブロックする方法【後編】

「Microsoft Office」が初期設定でVBAマクロをブロックするかどうかにかかわらず、ユーザー企業は手動でVBAマクロをブロックできる。その手順を説明する。

2022年08月10日 05時00分 公開
[Alex ScroxtonTechTarget]

 Microsoftのオフィススイート「Microsoft Office」には、マクロ(アプリケーション自動操作機能)を記述するためのプログラミング言語「Visual Basic for Applications」(VBA)がある。Microsoft Officeの基本的なセキュリティ対策の一環として、同社はインターネットから入手したVBAマクロをブロックすることを推奨している。

 2022年4月にMicrosoftは、初期設定でVBAマクロをブロックする変更をMicrosoft Officeに加えたものの、2022年7月にこの変更を一時的に撤回した。その場合でも、ユーザー企業が手動でVBAマクロをブロックすることは可能だ。方法は幾つかある。

VBAマクロをブロックする具体的な方法

 IT管理者はディレクトリサービス「Active Directory」のコンピュータ/ユーザー制御機能「グループポリシー」を使い、手動でVBAマクロのブロックを有効にすることができる。IT管理者はグループポリシーを管理する「グループポリシー管理コンソール」(GPMC:Group Policy Management Console)を使って、Microsoft Officeアプリケーションごとにブロックを有効化することが可能だ。

 他にもIT管理者はVBAマクロ通知設定を利用し、Microsoft OfficeによるVBAマクロの処理を管理できる。VBAマクロ通知設定では、VBAマクロが存在しても、Microsoft Officeが無効にするように制御可能だ。エンドユーザーがだまされて不正なVBAマクロを実行してしまうことを防止できる。

 VBAマクロを無効化しても、エンドユーザーによるファイルの閲覧や編集は可能だ。ただし、それ以外の機能を利用するには、VBAマクロを再び有効にする必要がある。有効化したい場合、Microsoft Officeの設定で「信頼できる場所」として指定したフォルダに、該当するフォルダを置くことで、VBAマクロを実行できるようになる。

Computer Weekly発 世界に学ぶIT導入・活用術

米国TechTargetが運営する英国Computer Weeklyの豊富な記事の中から、海外企業のIT製品導入事例や業種別のIT活用トレンドを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news101.jpg

郵送業務を電子化する理由 3位「テレワークへの対応」、2位「業務の迅速化・省力化」で1位は?――リンクス調査
キャンペーンのお知らせや新商品の紹介のダイレクトメールなど、個人宛てに送付する郵便...

news172.png

WACULが「AIアナリストSEO」を大幅刷新 コンテンツ作成×外部対策×内部対策×CVR改善をワンストップで支援
月額30万円でAI技術を活用したコンテンツ制作、約4万サイトの支援データ、熟練コンサルタ...

news150.jpg

SFAツール「Kairos3 Sales」にモバイルアプリ版 訪問営業の生産性向上へ
モバイルアプリ上で、リアルタイムで営業活動の確認・記録が可能になる。