透過性の高いルールベースのWebサービス「トランスペアレント・デシジョン・サービス」の追加で、SOA環境でのサービス再利用を支援
アイログは7月27日、同社の提供するBRMS(ビジネスルール管理システム)の最新版として「ILOG JRules 6.5」を発表した。BRMSは、ビジネスルールの設定・変更・操作・管理を包括的に提供することにより、企業の業務プロセスを効率化するシステム。ILOG JRules 6.5では、プログラミングを一切行わずにクリック操作だけで「トランスペアレント・デシジョン・サービス(TDS)」を自動的に作成、導入できる機能が新たに追加された。TDSとは、Webサービス内にある判断にかかわるビジネスルールを、そのルールにかかわるすべての人が操作できるサービス。これにより、SOAでバージョンの異なる複数のサービスが発生するといった事態を防ぎ、サービスを再利用しやすい環境を構築できるという。
TDSを簡単に作成できることで、開発者、インテグレータ、サービス責任者、ポリシー責任者などがアプリケーションの開発、導入、監視ならびに保守に連携してかかわることができるようになり、結果としてサービスの再利用を行いやすくなるという。さらに同社のBRMSは、日本アイ・ビー・エム、日本オラクル、日本BEAシステムズ、マイクロソフト、ビトリアテクノロジーなど、主要な各社SOAプラットフォームと統合が可能。
また、アーキテクチャを改善することでエンドユーザー専用のルール管理環境を強化すると同時に、業務部門とIT部門の同期を高めている。これにより、エンドユーザーは業務に沿ってビジネスルールを簡単かつ細かくアップデートでき、ビジネスの変化により迅速に対応できるとしている。
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