「Microsoft Azure」は、Microsoftが提供するクラウドサービス群だ。IaaS(Infrastructure as a Service)とPaaS(Platform as a Service)を中心に、さまざまなクラウドサービス(以下、Azureサービス)をそろえる。より具体的には仮想マシン(VM)やストレージ、ネットワーク、データ分析などのさまざまなAzureサービスがある。ユーザー企業はこれらのAzureサービスを使い、新しいアプリケーションを開発したり、既存のアプリケーションをMicrosoftのクラウドインフラで実行したりできる。(続きはページの末尾にあります)
「Azure Blob Storage」と「Azure Data Lake Storage」はどちらも「Microsoft Azure」のストレージサービスだ。両サービスにはどのような違いがあるのか。用途や機能の違い、利用時の注意点を説明する。
「Microsoft Azure」には、「Private Link」と「サービスエンドポイント」という2種類のセキュアアクセス手段がある。どのような違いがあり、どちらを選べばいいのか解説する。
「Microsoft Azure」への安全な接続を実現する「Private Link」と「サービスエンドポイント」。この2つは何が違うのか。主な違いを整理する。
行政機関の業務のデジタル化が進む中で、ある行政期間は課題解決のために「Azure」を導入した。その理由と活用事例を紹介する。
集英社の「Microsoft Azure」やNRIの「OCI Dedicated Region」の導入事例、IDC Japanのクラウドサービス市場予測など、クラウドに関する主要なニュースを紹介する。
保安官のボディーカメラから取得したデータの保管場所として「Microsoft Azure」で構築したストレージシステムを利用する米国のブーン群。Azureの利用で得られたコスト削減効果とは。
Microsoftは「Microsoft Azure」の新しいサービス「Azure Local」を2024年11月に開催した「Microsoft Ignite 2024」で発表した。どのようなサービスなのか。同サービスの主要な機能と特徴を説明する。
「Azure Spot Virtual Machines」は、Microsoft AzureのVMを格安で利用できるサービスだ。最大90%の割引を受けられる半面、注意すべきリスクもある。同割引サービスを使うこなすためのこつを紹介する。
「Azure Spot Virtual Machines」は、「Microsoft Azure」のVMを利用するときに大幅な割引を受ける方法の一つだ。利用時に注意すべき点がある。同サービスを利用するときの基本的なポイントを説明する。
Microsoftの仮想マシンサービス「Azure VM」の利用料金はどのように決まるのか。利用料金を抑えるには、どうすればよいのか。Azure VMの賢い使い方を伝授する。
電気自動車のレース「フォーミュラE」に出場するPorscheのチームは、データを管理するための仕組みの一つとして「Azure Blob Storage」を利用している。何がメリットになっているのか。
ITプロフェッショナルが2015年に頻繁に検索していたデータストレージ関連用語のトップ10を解説する。自社で導入した技術を理解するのに苦労した人にとっては、理解の一助になるだろう。
Microsoftは同社の認定試験に挑戦するIT担当者のために、教材や講習を用意している。同社やサードパーティーベンダーが提供する、認定試験の学習に役立つ手段には、どのようなものがあるのか。
Microsoftはオフィススイート「Microsoft 365」のスキルを証明するための認定試験「MS-100」「MS-101」を提供している。これらの認定試験の試験範囲と、取得可能な認定資格とは。
Microsoftは「Microsoft Azure」「Microsoft Teams」といった、主要クラウドサービスの管理スキルを問う認定試験を提供する。その中から「AZ-104」「MS-700」の試験範囲と、合格で得られる認定資格を説明する。
マイクロソフトは、SOA導入のためのメソッドを体系化した「VIM」を開発し、SOA分析設計サービス「クイックスタート」として提供を開始する。
2022年度第4四半期のMicrosoftの売上高は、前年同期と比較して低い成長率となった。同期の決算発表の内容と、Microsoftが伸び悩む理由を解説する。
Microsoftは2019年に同社製品のライセンス規約を更新した。その変更内容が独占禁止法に違反していると、欧州委員会が指摘している。競合他社のクラウドベンダーとユーザー企業はどう動くのか。
「Microsoft Azure」はMicrosoftの成長事業だ。クラウドサービス市場でAzureのシェアをさらに拡大させ、競合Amazon Web Servicesに勝つための同社の取り組みを説明する。
Microsoftは組織の課題解決や目標達成の支援を目的として、Azureを提供している。中にはEコマースや金融など、さまざまな業界に向けた専門的なAzureサービスもある。月額制の従量課金で、ユーザー企業は月ごとに使用したAzureサービスとその利用量に応じて利用料金を請求される。
Azureに登録すると、Webブラウザから管理コンソールの「Microsoft Azure Portal」が利用できるようになる。IT管理者はAzure Portalを通して、VMやデータベースなどの実行に必要な設定をする。
Microsoftが提供するサービスに加え、サードパーティーベンダーがMicrosoftのマーケットプレース「Azure Marketplace」で公開するソフトウェアも、Azure Portalから直接実行できる。各サードパーティーソフトウェアは利用料金がかかる場合がある。加えてサードパーティーソフトウェアを実行するためにAzureインフラを利用したときは、その利用料金も発生するため、コスト管理に注意が必要だ。
Azureの用途は多岐にわたる。VMやコンテナの実行は、Azureの一般的な用途だ。ユーザー企業はAzureで、DNS(Domain Name System)サーバやアプリケーションサーバ、サーバOSの「Windows Server」などを運用できる。Microsoftは、「Linux」などのサードパーティーOSもAzureで利用できるようにしている。
MicrosoftはAzureサービスとして、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)群の「Azure SQL」、NoSQL(RDBMSではないデータベース管理システム)の「Azure Cosmos DB」など、複数のクラウドデータベースを提供している。そのためデータベースインフラを用意したい場合にも役立つ。
バックアップやディザスタリカバリー(DR:災害/障害復旧)も、Azureの用途の一つだ。ユーザー企業は、Azureをアーカイブ用ストレージとして使用し、長期的なデータ保存に利用できる。