マイクロソフト、日本初となるSOA分析・設計メソドロジーサービスを提供NEWS

マイクロソフトは、SOA導入のためのメソッドを体系化した「VIM」を開発し、SOA分析設計サービス「クイックスタート」として提供を開始する。

2007年04月10日 18時20分 公開
[TechTarget]

 マイクロソフトは4月9日、SOA(サービス指向アーキテクチャ)を業務システムに適用する際の業務分析、ビジネスプロセスの可視化、サービスの抽出、適用有効性までを体系化した分析設計手法「VIM(Variability Isolation Methodology)」を開発し、SOA分析設計サービス「クイックスタート」として提供を開始すると発表した。同社では本サービス提供を通し、企業の「People-Ready ビジネス」の実現を支援するとしている。

 本サービスは、コンサルティングサービス内容がSI型一括サービスではなく、「SOA分析設計サービス『クイックスタート』」「SOA分析設計サービス」「SOA実装サービス」および「SOAマネジメント&カバナンスサービス」の4つのフェーズで提供される。これにより、企業は段階的なSOA導入が可能となるという。最初に業務およびシステムをSOA化することの有効性を評価し、その後、本格的な設計・開発・システム構築に進めることができるように体系化されているため、企業は少ない投資額でシステムのSOA化を推進できるとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news136.png

アドビが「10種類のAIエージェント」を発表 顧客体験はどう変わる?
アドビの年次イベント「Adobe Summit 2025」が開催された。初日の基調講演では、アドビの...

news064.jpg

「ブランドは叩かれて強くなる」 ジャガーのCMOが語った炎上の乗り越え方
SXSWで開催された「Female Quotient」のイベントにおいて、Jaguar Land Roverの米国CMOは...

news069.jpg

生成AI検索は売り上げにプラス? マイナス? 企業に求められる戦略転換
生成AIが主流になるこれからの検索で企業にはどのような姿勢が求められるのでしょうか。