マイクロソフトは、SOA導入のためのメソッドを体系化した「VIM」を開発し、SOA分析設計サービス「クイックスタート」として提供を開始する。
マイクロソフトは4月9日、SOA(サービス指向アーキテクチャ)を業務システムに適用する際の業務分析、ビジネスプロセスの可視化、サービスの抽出、適用有効性までを体系化した分析設計手法「VIM(Variability Isolation Methodology)」を開発し、SOA分析設計サービス「クイックスタート」として提供を開始すると発表した。同社では本サービス提供を通し、企業の「People-Ready ビジネス」の実現を支援するとしている。
本サービスは、コンサルティングサービス内容がSI型一括サービスではなく、「SOA分析設計サービス『クイックスタート』」「SOA分析設計サービス」「SOA実装サービス」および「SOAマネジメント&カバナンスサービス」の4つのフェーズで提供される。これにより、企業は段階的なSOA導入が可能となるという。最初に業務およびシステムをSOA化することの有効性を評価し、その後、本格的な設計・開発・システム構築に進めることができるように体系化されているため、企業は少ない投資額でシステムのSOA化を推進できるとしている。
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