Microsoftは同社の認定試験に挑戦するIT担当者のために、教材や講習を用意している。同社やサードパーティーベンダーが提供する、認定試験の学習に役立つ手段には、どのようなものがあるのか。
Microsoftは「Microsoft Azure」「Microsoft 365」といった自社のクラウドサービスに関する、複数の認定試験と認定資格を用意している。認定資格は認定試験に合格することで取得できる。IT担当者は認定資格を得ることで、自身のスキルを証明できる。同社は認定試験を受けるIT担当者の学習を支援するために、教材や講習を複数用意している。
講師が指導するトレーニングコースは、特定の認定試験への合格を目的としており、Microsoftが承認済みのカリキュラムに基づく。かつては対面指導が主流だったが、現在はほとんどがオンライン指導に切り替わっている。同社がオープンソースコードリポジトリ「GitHub」で公開するWebページ「Microsoft Learning」は、試験に必要なスキルを学習できる無料ハンズオンラボへのリンクを提供している。
英国の教育サービス会社Pearson EducationのWebサービス「mindhub」は、認定試験ごとにMicrosoft公式の模擬試験を提供している。Microsoftの認定資格ページには、mindhubの模擬試験へのリンクがある。他のサードパーティーベンダーも模擬試験を提供しているが、mindhubの試験は全ての試験範囲を細部まで網羅していることをMicrosoftが保証している。
市販の参考書を利用して自習する手もある。認定試験に関するニュース記事や動画といった、一般公開されている公式または非公式の情報も学習に役立つ。
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