「デスクトップ仮想化/VDI/DaaS」丸分かり 比較、事例、解説記事を紹介

ユーザー企業のIT担当者を対象に、IT製品/サービスの導入・購買に役立つ情報を提供する無料の会員制メディア「TechTargetジャパン」。このコンテンツでは、デスクトップ仮想化/VDI/DaaSに関する事例、比較、解説の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください(リンク先のページはPR記事を含みます)。

デスクトップ仮想化の仕組み

 デスクトップ仮想化は、クライアントOSを実行するための端末と、そのクライアントOSを使用するための端末を分離する。(続きはページの末尾にあります)

デスクトップ仮想化/VDI/DaaS関連の比較

徹底解説:「VMware Horizon」と「Azure Virtual Desktop」の違いとは?

「VMware Horizon」は新会社のOmnissaが引き継ぎ販売していく。HorizonシリーズとMicrosoftの「Azure Virtual Desktop」を、サポートするOSやプロトコル、ライセンスなどの視点で比較する。

(2024/11/18)

「VMware Horizon」と「Azure Virtual Desktop」は何が違う?

VDI製品の「VMware Horizon」シリーズは、Omnissaという新会社が引き継いだ。VMwareからOmnissaになって変わったことは何か。競合であるMicrosoftの「Azure Virtual Desktop」と比較する。

(2024/11/11)

仮想デスクトップを使うための「シンクライアントOS」の選び方

仮想デスクトップに接続するためのシンクライアントデバイスには、専用のOSが用意されている。どのような選択肢があり、その中から企業はどう選べばいいのか。

(2024/5/21)

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デスクトップ仮想化/VDI/DaaS関連の事例

コロナ市が「VDI」で実現した“PC故障後5分で仕事復帰”の仕組みとは?

コロナ市はデスクトップ仮想化を導入して、IT部門によるサービスの仕方を整えた。具体的にどのような効果を生み出したのか。

(2020/8/26)

IT部門“増員ゼロ”の銀行がVMwareではなくCitrixのVDI製品を使う理由

金融機関のRenasant Bankは買収によって事業拡大を続ける一方、IT部門のスタッフは増員していない。その理由は、Citrix Systemsの仮想化製品の活用にあるという。どう活用しているのか。

(2020/5/1)

大学や自治体が新型コロナウイルス対策に「VDI」を生かす理由

新型コロナウイルスの流行に対処するためのテクノロジーとして重要性が高まっているのが「VDI」だ。シドニー大学や米カリフォルニア州コロナ市の取り組みから、VDIの効果を探る。

(2020/4/14)

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デスクトップ仮想化/VDI/DaaS関連の製品解説

P Rコストを抑え、機能は同等以上に 仮想化基盤見直しの決定版

vSANを使いたいだけなのに――VMwareのライセンス体系変更で仮想化基盤のコスト増に悩んでいないだろうか。3Tier構成なら機能性を維持したままコスト削減が可能だ。低コストで高機能な仮想化基盤構築のポイントを解説する。

(2025/6/30)

P R「次期仮想化基盤」の新常識 コストと運用負荷を削減する最適解とは?

長らくデファクトスタンダードだった製品のライセンス体系が変更されて、ITインフラの見直しを迫られる企業は多い。「コストを抑えたい」「シンプルに運用したい」と願う中堅・中小企業の乗り換え先が限られる中、新しい選択肢が登場した。

(2025/6/17)

P RWeb会議が重い「古いVDI」から脱却 攻めのDXを支える“次世代基盤”とは?

OSやアプリケーションの進化とともに、旧来のVDIは性能不足が顕在化している。仮想環境のメリットを捨てていいのか。VDIの性能とサーバ集約率を高めつつ、AI活用やDXを加速させるモダナイズのアプローチとは。専門家の講演から解説する。

(2025/6/3)

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デスクトップ仮想化/VDI/DaaS関連の技術解説

「リモートデスクトップ」と「仮想デスクトップ」の根本的な違いとは?

リモートデスクトップと仮想デスクトップは混同されやすいが、両者には明確な違いがある。それぞれの共通点と違いを整理する。

(2025/6/5)

いまさら聞けない「リモートデスクトップ」と「仮想デスクトップ」の違い

業務に必要なデスクトップ環境に遠隔でアクセスする手段となる「リモートデスクトップ」と「仮想デスクトップ」。それぞれの基本的な仕組みと違いを解説する。

(2025/5/29)

「シンクライアントOS」を使うと何がうれしい? 普通のOSにはない利点とは

仮想デスクトップとそれを利用するためのシンクライアントデバイスを適切に運用管理するには、専用の「シンクライアントOS」が役に立つ。どのようなメリットがあるのか。

(2024/5/28)

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デスクトップ仮想化/VDI/DaaS関連の運用&Tips

「PCの理想はハイスペック」という“神話”はもう時代遅れ?

優秀な人材を獲得するためにはハイスペックなPCを用意することが欠かせないという考え方があるが、企業はこの神話を安易に信じるべきではない。その理由を説明する。

(2023/6/28)

Windows 11移行で“やりくり上手”ほど「Windows 365」にしたくなるのはなぜ?

「Windows 10」から「Windows 11」へのアップグレード時にWindowsライセンスの見直しを進めることは、コスト削減に有効だ。DaaSの「Windows 365」を含めて、Windowsを利用するためのライセンスの選択肢を探る。

(2023/6/25)

定額制PC「PCaaS」の魅力と“後悔”しないためのチェックポイント

クライアントデバイスを調達する手段として「PCaaS」(PC as a Service)がある。PCaaSは便利な一方、幾つかの注意点がある。それは何なのか。

(2023/6/21)

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デスクトップ仮想化/VDI/DaaS関連の用語解説

IT用語「シンクライアント」の“シン”ってそもそも何? 今でも“シン”なの?

IT用語の基本中の基本である「シンクライアント」。実はその言葉の意味は、技術進化に合わせて実態と微妙に合わなくなってきているという。どういうことなのか。シンクライアントの歴史を踏まえて考えよう。

(2023/7/15)

コールセンターのテレワーク化は「人の命が懸かった課題」 実践企業が語る

コールセンター業務をテレワークに移行した企業は、どうやって移行し、何に課題を見出しているのか。実際の企業の事例から探る。

(2020/6/10)

ネットワークプロバイダーの賢い利用術

一昔前に比べてネットワーキング技術は激変したが、1つだけ変わらないものがある。ネットワークプロバイダーのサービスの徹底的なひどさだ。

(2008/12/26)

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「VDI」「RDS」「DaaS」の違いは

デスクトップ仮想化の仕組み

VDI

 一般的なデスクトップ仮想化技術である「VDI」(仮想デスクトップインフラ)は、サーバ仮想化技術を基にしている。仮想デスクトップは、ゲストOSとして、サーバOSではなくクライアントOSを搭載した仮想マシン(VM)だ。単一のサーバで複数の仮想デスクトップが稼働する場合、これらの仮想デスクトップはサーバのCPUやメモリなどのリソースを共有する。エンドユーザーはクライアント端末で、リモートデスクトッププロトコル(RDP)などの画面転送プロトコルを利用してして、仮想デスクトップを操作する。

RDS

 オンプレミスインフラでデスクトップ仮想化を実現するには、VDI製品を使うのが一般的だ。ただしデスクトップ仮想化を実現する技術はVDIだけではない。

 Microsoftの「Remote Desktop Services」(RDS:リモートデスクトップサービス)も、オンプレミスインフラのデスクトップ仮想化技術として広く使われている。RDSは1つのサーバがインフラとして機能し、複数のエンドユーザーがサーバOSをクライアントOSのように利用できるようにする。

 RDSの課題は、アプリケーションの仮想化だ。RDSはMicrosoftのサーバOS「Windows Server」でアプリケーションを実行する。ただし「Windows 10」など同社のクライアントOSで実行できるアプリケーションの全てが、Windows Serverで実行できるとは限らない。

DaaS

 クラウドサービスとしてデスクトップ仮想化を利用する手段として「DaaS」(Desktop as a Service)がある。DaaSではユーザー企業はインフラの保守が必要なく、エンドユーザーは必要なときに必要な分だけ仮想デスクトップを利用できる。DaaSは通常、RDPとインターネットを経由して、端末や場所を選ばず利用可能だ。