ハイパーコンバージドインフラ(HCI)は「x86」サーバに、ストレージやネットワークといったハードウェアと、サーバ仮想化をはじめとするソフトウェアを組み合わせた製品だ。主要なHCIはこれらの各要素を、ソフトウェアで一元管理できるようにする。(続きはページの末尾にあります)
HCI(ハイパーコンバージドインフラ)市場の主要製品「Dell VxRail」と「Nutanix NX」は、根本的な設計思想から詳細な機能まで、さまざまな面で異なる点がある。どちらを選ぶべきか、その判断材料を解説する。
HCIを導入する場合、事前に構築されたHCIアプライアンスを選ぶのではなく自前で構築することでコストを抑制できる可能性がある。その場合に検討すべきポイントとは。
「ハイパーコンバージドインフラ」(HCI)や「コンポーザブルインフラ」といった垂直統合型インフラの選択肢が充実してきた。こうした中、ユーザー企業の規模に応じた選択肢のすみ分けが起こりつつある。
関西電力グループのHCI採用事例や、クラウドストレージの使用動向調査、データセンター事業者のクラウドストレージ導入事例など、サーバ&ストレージに関する主要なニュースを3本紹介する。
「HCI」は製品の機能追加とともに、使われ方も多様になっている。クラウドサービスの利用が広がる中で、どのような点に注目すべきなのか。三井化学の事例を交えて紹介する。
クラウドサービスへの全面移行計画を白紙にしてNutanixの「ハイパーコンバージドインフラ」(HCI)を導入した英国のロイヤル・オペラ・ハウス。決定の理由は「コスト」だ。実際にどのくらい削減できるのか。
VMware製品の価格や方針変更に戸惑う中堅・中小企業が急増している。特に「サーバ仮想化だけでいい」企業にとって、エンタープライズ機能満載のVCFはオーバースペックだ。そうした企業にとっての、目からうろこの選択肢とは。
VMwareの後継選びでは、インフラ運用人材の観点も重要だ。AIをはじめとする新たなニーズに対応するなら、運用人材のスキルアップは欠かせない。では、脱VMwareをインフラ運用担当者のキャリアアップや人材育成につなげる方法とは何なのか。
NutanixとDell Technologiesが、HCIアプライアンスやSDS製品の拡張を通じて提携を強化している。両社の提案は、VMwareユーザーに受け入れられるのか。
HPEが2025年6月に開催したイベント「HPE Discover」では、3つのITトレンドが明らかになった。重要になるのは、VMware製品の代替、AI向けインフラ、ネットワークの観点だ。
「NAS」「SAN」「DAS」といったストレージや「コンポーザブルインフラ」にはそれぞれにメリットとデメリットがある。具体的には何が違うのか。ストレージの基礎を解説する。
クラウドサービスからオンプレミスインフラにシステムやデータを戻すオンプレミス回帰。その動きの背景にある問題と、オンプレミスインフラでなぜ「HCI」が有効な選択肢の一つになるのかを解説する。
「ハイパーコンバージドインフラ」(HCI)の分野では、製品のサービス化や拡張性の向上など、製品にさまざまな変化が見られる。今後はどのような製品やサービスが市場の中心になるのか。ベンダーの動きを紹介する。
クラウドインフラを構築するためのサーバやストレージへの支出額は増えたはずなのに、実際の導入数は減少した――。IDCが明かした、この“奇妙な実態”の背景とは。
サーバ仮想化技術と統合管理機能を備えている点が、HCIの特徴だ。サーバ仮想化技術によって、サーバとストレージ、ネットワークの各リソースを、プールされたリソースとして扱えるようにする。統合管理機能で、これらのプールされたリソースをさまざまなワークロード(アプリケーション)向けに分割し、配備できる。
異なるハードウェアが混在するインフラでは、複数の異なる管理ツールを利用する必要があることが一般的だ。その場合、一部のハードウェアの管理が不十分になったり、有効利用できなかったりする場合がある。統合管理機能を備えたHCIは、こうした課題を解決する。
HCIはスタンドアロンのアプライアンスとして扱える。他のHCIと組み合わせると、インフラを迅速かつ簡単に拡張できる。