IFRSへの移行では、比較のために過去の財務諸表をIFRSベースで開示することが求められる。手間は掛かるが、この作業をIFRS開示本番のためのトライアルと位置付けることも可能だ。
ビッグデータはマーケティング部門だけの言葉ではない。キャッシュを扱う財務経理部門にとっても有効活用が可能だ。特に有用なデータを探し出すデータアナリティクスはぜひマスターしたい。基本を説明する。
IFRSプロジェクトでは要件定義を経て最終的に既存システムの改修やリプレースにつながる。自社に最適な形でシステム対応を進めるには、会計、業務へのインパクト、IFRS特有の課題についての理解が不可欠だ。
IFRSの適用が決まったらまずやるべきことは何なのか。3つのフェーズに分けることができるIFRS導入プロジェクトの基本と、効果的な進め方を紹介する。
事業展開に伴い海外子会社を設立する企業が増えている。その際、財務経理部門は何に気を付ける必要があるのか。親会社側と子会社側の対応ポイントを解説する。
とにかく煩雑になりがちな経費処理。従業員から提出された書類の間違いも多く、財務経理担当にとって気が重い作業だ。間違いを少なくして、処理を効率化するにはどうすればいいのか。
子会社の情報を収集し、地域や製品、顧客と行ったさまざまな軸で分析できる経営管理ソリューションをNTTデータなど3社が開発。グローバル展開する企業に提供する。
世界各地に拠点を持ち、120カ国で製品を販売するぺんてるが連結管理会計システムを構築した。拠点、製品、市場の3軸管理という複雑な要件を満たすために選んだ製品とは?
同社は東証一部の上場を継続したまま、シンガポール証券取引所へのセカンダリー上場を行う予定。IFRS適用はこの上場に伴うものとしている。
IFRSによる連結財務諸表の開示は2013年12月期通期の決算発表から。2013年12月期の第1四半期から第3四半期までは日本の会計基準で開示する。
老舗の連結パッケージ製品「連結大王」が「BTrex」に生まれ変わった。操作性やIFRS対応などを強化。会計士が中心となり、監査の目線で開発した連結パッケージは連結決算業務をどう効率化するのか。機能を紹介する。
トステム、INAXなどが統合して生まれたLIXILグループは子会社の会計システムを統合することで経営スピードの向上を図った。大プロジェクト決断の背景を探る。
評議員会議長は「IFRS財団スタッフによるこの分析は、米国がIFRSをアドプションする上で、乗り越えられない障害はないことを示している」とコメント。
連載第2回のテーマは「退職給付引当金」です。9月19日に再上場を果たしたJAL(日本航空)の企業年金の変遷を久保田君と橋本マネジャーは追いかけます。
経理現場でのExcelファイルの利用で問題になるスプレッドシート統制。どのようなことに気を付ければいいのか。またExcelを使ったIFRS対応とは? 現場で気になるExcelのホントを解説する。
会計ソフトで知られるピー・シー・エーがIFRSを自主的に適用し、連結財務諸表を公表している。IFRS適用のノウハウを蓄積し、自社の製品開発に生かす考えだ。何に苦労して、何を感じたのか。公認会計士でもある経理部長に聞いた。
TKCの「eCA-DRIVER」は中堅・中小企業の連結会計を支援するソフトウェア。会計士や税理士で構成する「TKC全国会」が導入や運用を支援する。クラウドサービスや海外拠点での利用も広がっている。