さまざまな社内システムのアカウントを一元管理し、日本版SOX法で求められる内部統制対応と業務負荷軽減を同時に実現
ソフトバンク・テクノロジーは10月1日、内部統制に対応するアイデンティティ管理システム「Secured AccountOne Ver3.0」を同日より発売したと発表した。本製品は、人事情報と連携することで各種システムのアカウント管理・権限管理をワンストップで実現するソフトウェア。部署や役職、雇用形態といった条件ごとにアクセス権限を初期設定することで、職務権限に沿ったアクセスコントロールを自動で行える。
業務における各種申請を、使い慣れたWebブラウザから社員自身が行える「申請ワークフロー機能」により、総務部門やアカウント管理者の手間を削減。また、申請ワークフロー機能と合わせて内部統制対応に効果を発揮する「アカウント監査機能」を搭載し、「誰が・いつ」「どんなアカウントを利用したか」「アカウント発行を許可したのか」といったシステム権限の整合性をチェックできるとしている。
本製品はもともとソフトバンクグループのアカウント管理・運用を行う中で管理工数削減を目的として開発されたもので、導入により同グループのアカウント管理コストは3分の1に低減したという。また、マイクロソフトが開発したプログラミング言語「Microsoft Visual Basic.NET」(VB.NET)ベースで開発可能な接続モジュールのAPIも公開している。
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