個人向け無料電子メール暗号化サービス「Zenlok Eメール暗号化サービス」の提供を開始。対応メールクライアントは「Microsoft Office Outlook 2003/2007」および「Mozilla Thunderbird」。
セキュリティサービスの開発を手掛けるZenlokは5月16日、個人ユーザー向け無料電子メール暗号化サービス「Zenlok Eメール暗号化サービス」の提供を開始した。Zenlok Eメール暗号化サービスは、ユーザーが使用しているメールクライアントのプラグインとして機能。メールクライアントにZenlokソフトウェアをインストールするだけで暗号化された電子メールをワンクリックで送受信することができる。
ユーザーはZenlokのサイトからプラグイン用のソフトウェアをダウンロード、メールクライアントにインストールして利用する。メールの送信時に、クライアントのツールバーに表示された「Zenlock送信」ボタンを押すとZenlokの鍵管理サーバから受信者の共通鍵が取り出され、暗号化が行われる。暗号化メールは受信者が受け取ると同時に自動的に復号される。受信側にソフトウェアが導入されていない場合は、暗号化メールに表示されたURLから手動でダウンロードする仕組みになっている。ソフトウェアや鍵管理サーバは無償で利用可能だ。
現在対応しているメールクライアントは「Microsoft Office Outlook 2003/2007」(対応OS:Windows XP/Vista)、「Mozilla Thunderbird」(対応OS: Windows、Linux、MacOS)のみだが、6月中には「Microsoft Outlook Express/Windows Mail」「Microsoft Windows Live Mail」「Becky!」「Apple Mail」などのメールクライアント、ならびにGmail、Hotmail、Yahoo!メールなどのWebメールにも対応予定だという。
なお、同社は2009年より企業向け電子メール暗号化サービスを提供する計画としている。
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