NRIセキュアは、PCI DSSの認定スキャニングベンダーに認定されたことを受け、脆弱性スキャンのサービスを提供開始した。PCI DSS準拠支援サービスも合わせ、PCI DSSのワンストップソリューションを提供するという。
NRIセキュアは8月7日、PCI DSSの認定スキャニングベンダーとして認定されたことを受け、新サービス「PCI DSS認定スキャンサービス」の提供を開始した。
PCI DSSは、クレジットカード情報の安全な取り扱いについての具体的な対策を定めているセキュリティ基準。同社は既に、PCI DSSの策定団体であるPCI SSCよりPCI DSSの評価機関「QSA」(Qualified Security Assessor)として認定されており、PCI DSS準拠状況を審査・認証する「PCI DSS準拠支援サービス」を提供している。今回これに加え、PCI DSSへの準拠条件の1つである脆弱性スキャンを行う認定スキャニングベンダー「ASV」(Approved Scanning Vendor)としても認定され、PCI DSS認定スキャンサービスの提供を開始した。PCI DSSに準拠する企業のネットワークに対して脆弱性スキャンを実行し、セキュリティ上の弱点を検出する。
同社では、この2つのサービスを組み合わせてPCI DSS準拠のためのワンストップソリューションを提供するとしている。また、米国の情報セキュリティ専門機関SANS Instituteと連携し、PCI DSSに関する研修プログラムも提供する。
なお、PCI DSS認定スキャンサービスの価格は個別見積もりとなる。同社は今後1年間で、同サービスの売り上げ5000万円を見込んでいる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ダウンタイムが許されない基幹系システムやデータベースをクラウドに展開している場合、システムの障害対策をベンダー任せにすることは危険だ。本資料では、その理由を解説するとともに、クラウドの障害対策を実施する方法を紹介する。
エンドポイントがサイバー攻撃の対象となるケースも増えている今、企業にはどのような対策が必要なのか。2024年に実施された調査の結果を基に、3つの重大なリスク要因と、その解決策としてサイバーレジリエンスが重要な理由を解説する。
マルチクラウド化が進み、アプリケーションとインフラを効率的に保護する手法が求められる昨今。そこで注目したいのが、WAAP(Web Application and API Protection)とCNAPP(Cloud Native Application Protection Platform)の活用だ。
標的型攻撃は主にメールで行われ、企業側が気を付けていても防ぎきれないケースがある。そのため、対策には検知・防御だけでなく、“攻撃を受けても情報が漏れない”仕組み作りが重要であり、各従業員のITリテラシー向上が不可欠だ。
巧妙化を続けるサイバー攻撃から企業の資産を保護するには、従業員のセキュリティリテラシーを高める教育が不可欠だ。教育を実施するに当たって重要となるポイントを「ToDo」リストとしてまとめた。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。