NRIセキュアテクノロジーズがセキュリティ管理ソリューション「SecureCube」の新製品を発売。各種コミュニケーションサービスの通信メッセージログを電子メールに変換して一元管理できるようにする。
NRIセキュアテクノロジーズは9月30日、ファイル送受信サービスや金融情報サービスなどの通信メッセージログを電子メールに変換して一元管理するソフトウェア製品「SecureCube / Message Crawler」(セキュアキューブ/メッセージクロラ)を同日より発売すると発表した。
SecureCube / Message Crawlerは、電子メール以外の各種コミュニケーションサービスの通信メッセージログを収集、電子メール形式に変換するとともに、各サービスのアカウント情報を社員のメールアカウントに関連付け、さまざまなログ情報の一元管理を可能にする。各サービスで個別に行っていたログの収集・管理作業を一元化できるため、運用管理負荷を軽減できる。また、電子メールに変換したメッセージを既存のアーカイブシステムや監査システムへ転送できるため、既存システムを修正することなくログ監査業務を効率化できるという。
同製品は2009年9月時点で、金融情報ベンダーが提供するメッセージサービスと、同社が提供するファイル送受信サービス「クリプト便」の通信メッセージログに対応している。同社では今後、同製品が対応できる通信メッセージログの種類を順次拡充していく予定だという。
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