大日本印刷は、SSFC仕様のICカードを使用した、小規模・低予算で導入できる企業向け「PCセキュリティパッケージ」を発売した。
大日本印刷は2月18日、SSFC仕様のICカードを使用した、小規模・低予算で導入できる企業向け「PCセキュリティパッケージ」を発売した。
PCセキュリティパッケージは、SSFC(Shared Security Formats Cooperation)仕様のICカードを使い、PCのログイン制御機能や、PC操作をリアルタイムで監視する機能、PC操作履歴を取得・管理する機能を小規模組織向けにパッケージ化したもの。
PC起動時、リーダーライターにSSFC仕様のICカードをセットし、暗証番号(PIN)を入力すると本人確認が行われる。SSFC対応の入退出管理システムと連携し、入退場ゲートを通過したICカードでなければPCを使用できない設定が可能。「共連れ」による不正入室者のPC使用を防げる。
効果測定を行った上で本格導入を検討したいユーザー向けの「プレスタートパッケージ」と、対象部門を絞って導入したいユーザー向けの「スモールスタートパッケージ」の2種類を販売する。プレスタートパッケージは2カ月間のレンタルで19万8000円(税別)、スモールスタートパッケージは198万円(税別)。地方銀行や信用金庫などの金融機関、研究開発部門を有する企業など、重要情報を厳格に取り扱う企業に向けて販売する。売り上げ目標は2012年度までに3億円。
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