トランスウエアがメール誤送信対策製品「Active! gate 2.0」を発表、カスペルスキーのウイルス対策機能などを追加NEWS

メール一時保留や添付ファイルの暗号化などの既存機能が適用されるポリシーを部門ごとなど柔軟に設定できるようにした。

2010年06月23日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 トランスウエアは6月22日、メール誤送信対策製品の最新版「Active! gate 2.0」を発表。同日より出荷を開始した。

 Active! gateは、「送信メールの一時保留」「添付ファイルの暗号化」「メール本文と添付ファイルの分離」「ポリシー違反したメールの送信拒否」「Bcc強制変換」「時間差配信」など、電子メールの誤送信を防止するための機能を複数搭載した製品。すべての機能を標準搭載している点や、メールソフトやメール専用サーバの有無に左右されない導入の容易さが特徴だ。

画像 「Active! gate 2.0」の操作画面例。一時保留されたメールを確認している場面

 最新版では、上記の機能が適用されるセキュリティポリシーを部門ごとに設定できる「グループポリシー設定」や、同一メールのあて先ごとに別々のポリシー設定を適用する「あて先ごとのポリシー設定」、一定の条件を満たしたメールにポリシーを適用する「スコアリング機能」、指定時間まで保留してメールを配信する「予約配信」、内部あて先と外部あて先に加えて関連会社などの準内部あて先を設定できる「内部外部定義」が追加された。

 また、送信メールのウイルスチェック機能として「カスペルスキーアンチウイルス」も新たに追加された。

 価格(税込み)は、企業向けのスタンダード版(50ユーザー)のライセンス料金が27万円から。アプライアンス提供にも対応し、ハードウェア本体価格20万円と35万円の2種類を用意している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news191.jpg

Omnicomが Interpublic Groupを買収 世界最大級の広告会社が誕生へ
OmnicomがInterpublic Group(IPG)を買収する。これにより、世界最大の広告会社が誕生し...

news110.jpg

インテントデータ×キーエンス出身者のノウハウで実現 ABMを先に進める最先端の営業手法とは?
ユーソナーとGrand Centralは提携し、営業売り上げ拡大のためのBPOパッケージを提供開始...

news061.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2024年12月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...