日本クアンタムストレージが、VTLアプライアンスの新製品を発表。最大3.5Tバイト/時のバックアップ性能、最大56Tバイトの使用可能容量を提供する。
日本クアンタムストレージ(以下、日本クアンタム)は9月8日、ミッドレンジおよびエンタープライズ規模向けにファイバーチャネルSAN環境を統合するVTL(仮想テープライブラリ)アプライアンス「Quantum DXi6700」(以下、DXi6700)を発表した。9月上旬より日本クアンタムおよび販売代理店から出荷を開始する。
DXi6700は8Gビットファイバーチャネル接続を使用し、最大3.5Tバイト/時のバックアップ性能、最大56Tバイトの使用可能容量を提供する。また、レプリケーションとダイレクトテープ作成の両機能を備えており、必要なソフトウェア機能のライセンスを基本構成に組み込んでいる。
同社によると、DXi6700はすべての主要なバックアップアプリケーションに連動する。また、必要なネットワーク帯域幅を通常の95%以上低減する重複除外(排除)技術を使用して、サイト間でのバックアップデータをレプリケートすることも可能。DXi6700のダイレクトテープ作成機能では、バックアップサーバを経由せずに、接続されたテープにシステムから対象データを直接書き込む。この機能によってバックアップの自動化や一括管理、ディスクとテープ間を完全に同期化させるカタログなどを提供する。
さらに、DXi6700はクアンタムの統合管理ツール「Quantum Vision 4.0」と連携し、ディスクシステムやテープシステムを単一のコンソールから統合的に管理できるほか、効率的な管理のためのリポートツールも標準で搭載されている。
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