仮想マシンの適切なリソース管理でワークロードを効率化データセンター環境の物理/仮想リソース管理のコツ(2)

データセンター運用では必須となるVMの新規作成。そのリソースを適切に割り当てるのは管理者の責任だ。リソースの割り当てが多過ぎたり、少な過ぎたりした場合、時間と費用の無駄が発生してしまう。

2012年04月04日 09時00分 公開
[Bill Kleyman,TechTarget]

 前回の「実例で学ぶ、仮想リソース最適化のためのロードバランシング」に続き、データセンター環境のリソース利用を最適化する手段を紹介する。

ワークフローの自動化

 仮想サーバと物理サーバの両方を使う環境の多くでは、ワークフローの自動化が必要になるかもしれない。例えば、ある特定のサーバが酷使されていると、新しい仮想マシン(VM)が起動されてそのサーバの稼働を支援する仕組みが求められるからだ。

 こうした仕組みを実現する製品の一例として、「Citrix Delivery Center」製品ファミリーに属する「Citrix Workflow Studio」がある。Citrix Workflow Studioは、IT管理者がワークフローの作成やスケジューリング、実行、管理を行えるITプロセス自動化アプリケーションだ。この製品で扱えるワークフローは、技術コンポーネントを結合し、反復的な構成プロセスを機械化し、状況に応じて動作する管理タスクのトリガーを調整する。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...