仮想マシンの適切なリソース管理でワークロードを効率化データセンター環境の物理/仮想リソース管理のコツ(2)

データセンター運用では必須となるVMの新規作成。そのリソースを適切に割り当てるのは管理者の責任だ。リソースの割り当てが多過ぎたり、少な過ぎたりした場合、時間と費用の無駄が発生してしまう。

2012年04月04日 09時00分 公開
[Bill Kleyman,TechTarget]

 前回の「実例で学ぶ、仮想リソース最適化のためのロードバランシング」に続き、データセンター環境のリソース利用を最適化する手段を紹介する。

ワークフローの自動化

 仮想サーバと物理サーバの両方を使う環境の多くでは、ワークフローの自動化が必要になるかもしれない。例えば、ある特定のサーバが酷使されていると、新しい仮想マシン(VM)が起動されてそのサーバの稼働を支援する仕組みが求められるからだ。

 こうした仕組みを実現する製品の一例として、「Citrix Delivery Center」製品ファミリーに属する「Citrix Workflow Studio」がある。Citrix Workflow Studioは、IT管理者がワークフローの作成やスケジューリング、実行、管理を行えるITプロセス自動化アプリケーションだ。この製品で扱えるワークフローは、技術コンポーネントを結合し、反復的な構成プロセスを機械化し、状況に応じて動作する管理タスクのトリガーを調整する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news078.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年3月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news051.jpg

Cookieレスの時代 「リターゲティング広告」にできることはまだあるか?
プライバシーの在り方が見直されようとしているこの変革期をデジタル広告はどう乗り越え...

news183.jpg

ドン・キホーテが「フォートナイト」に登場 狙いは?
「フォートナイト」のインタラクティブな体験を通じて、国内外の若年層や訪日観光客との...