米史上最大規模となる情報流出事件で、ロシアとウクライナの男5人が訴追された。それは1年以上に及ぶ執拗な攻撃だった。5人の実像とは――。
大手企業のネットワークに侵入して情報を流出させ、何百万件ものクレジットカード番号を盗んで数億ドルの損害を生じさせたとして、米ニュージャージー州で男5人が連邦当局に訴追された。
これは米国で摘発された中では過去最大規模の情報流出事件。容疑者訴追に至った捜査はシークレットサービスが主導した。
訴追されたのはロシア国籍とウクライナ国籍の男5人で、決済サービスの提供企業、決済情報の受け渡しを担う小売業者、その他利益につながる情報を持った機関を狙ったとされる。具体的にはNASDAQ、7-Eleven、Carrefour、JCP、Hannaford、Heartland、Wet Seal、Commidea、Dexia、JetBlue、Dow Jones、Euronet、Visa、Jordon、Global Payment、Diners Club Singapore、Ingenicardなどが被害に遭った。
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