サイバー攻撃対策に関する平均の出費額が急上昇している。攻撃の複雑化に伴ってその対策も高度化しているのが一因だ。安全性を維持しながらもサイバー攻撃対策コストを抑えるにはどうすればいいだろうか。
企業が手の込んだサイバー攻撃に遭うケースが増えている。攻撃者が気付かれずにネットワークにとどまる期間が長くなっており、こうした理由からサイバー攻撃に対応する平均コストが4年連続で上昇したという調査報告書が、このほど発表された。
今回で4回目となるサイバー攻撃の対策コストに関する年次調査は、米Hewlett-Packard(HP)の企業セキュリティ部門からの委託を受けて、米調査会社Ponemon Institute(Ponemon)が実施した。今回の調査で、サイバー攻撃を受けた後の修復に掛かったコストは2012年に比べて26%増加していることが分かった。また、初回調査から4年間で78%増と、驚異的に数字が伸びていることも明らかになった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。