銀行を狙ったマルウェアが高度化・巧妙化を続けている。そうした機能を使って、サイバー攻撃者は標的の行動をより詳細に調べているという。その実態が最新の調査リポートから明らかになった。
バンキングトロイ(金融機関やその利用者を狙ったマルウェア)の上位8種のうち5つが、標的とする人物の行動をスナップショットとして保存することができるという。米Dell SecureWorksの調査リポートから明らかになった。
攻撃者はこうしたマルウェアを利用して、銀行の詳細情報やログイン証明書を窃取するだけではなく、ユーザーの行動や金融機関サイト間のやりとりを把握する。
サイバー犯罪者は、ターゲットとする相手のプロファイルを作り上げ、その人物の行動を模倣する。そうすることで、普段と異なる動きを検出するように設計されたセキュリティシステムをすり抜けることができる。
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