ネットワークアクセス制御(NAC)製品を使用すれば、不正なデバイスや侵害されたデバイスを社内ネットワークから遮断することができる。本稿では、NACが企業にもたらすメリットについて解説する。
ネットワークアクセス制御(NAC)は、エンドポイントのセキュリティを確保することによって社内ネットワークへのアクセスを制御する製品だ。NAC製品は事前に定義されたビジネスポリシーを施行し、このポリシーを満たさないデバイスがネットワークに接続することは許可されない。
NAC関連のセキュリティを実現するテクノロジーやプロセスは、長年さまざまな形式で製品として存在してきた。当初は侵入防止システム(IPS)に組み込まれていたが、ワイヤレスシステムなど他の各種製品に統合されている場合もあった。だが、以前のNACセキュリティは今のように統合された形式では提供されていなかった。前編ではNACの基礎知識をお届けする。
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サイバー攻撃による被害は、金銭的な損失だけでなく、信用の失墜や業務継続への支障といった経営上のリスクに直結する。このようなリスクへの備えとして有効なのが、「脆弱性診断」だ。脆弱性診断の目的や実践方法について解説する。
昨今、組織のネットワーク外に分散したエンドポイントが、攻撃者にとって格好の標的になっている。このような中でエンドポイント保護の新たな形として期待を寄せられているのがEDRだ。しかし、運用が難しいなどの課題も多い。
サイバー攻撃が激化する中、防御側は限られたリソースで対策することに苦慮している。こうした状況において組織が優先すべきは、エンドポイントと認証情報の保護であり、これらの有効な防御手段として注目されているのが、XDRとITDRだ。
昨今、セキュリティ教育の重要性が高まっている。しかし、効果を正確に測ることが難しく、目標設定や運用に悩むケースも少なくない。本資料では、担当者の負担を軽減しながら、このような問題を解消する方法を紹介する。
情報セキュリティ対策では、従業員の意識を高めるための“教育”が重要となる。しかしセキュリティ教育は、効果の測定が難しく、マンネリ化もしやすいなど課題が多い。効果的なセキュリティ教育を、負荷を抑えて実現するには何が必要か。
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ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。
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