セキュリティ分析ツールを使うことで、クライアントPCやモバイルデバイス、サーバなど多くのデバイスのセキュリティ状況が分かる。本稿では、セキュリティ分析ツールを選ぶためのポイントを紹介する。
セキュリティ分析ツールは、各種セキュリティインシデントのデータを収集、フィルタ、統合、リンクする。その目的は、企業のインフラのセキュリティをより包括的に把握することだ。クライアントPCやモバイルデバイス、サーバ、ルーターなど多数のデバイスを抱えている企業なら、セキュリティ分析は間違いなく役に立つだろう。
セキュリティ分析市場は急速な変化を遂げている。ベンダーは合併し、新機能は追加され、かつてオンプレミスにのみ導入されていたツールはクラウドサービスとして提供されるようになっている。また、このように急速な変化にもかかわらず、企業の求める機能は、かなり普遍的である。具体的には、ログの分析、イベントの相互関係の把握、アラートの生成などだ。本稿では、主要なセキュリティ分析ツールを幾つか紹介し、ニーズに合った製品を選ぶためのアドバイスを提供したい。
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クラウドメール環境への移行を機に、従来型セキュアメールゲートウェイベンダーからのリプレースを検討する組織は多い。そうした組織向けに、クラウドメール環境に特化したセキュリティベンダー選定に際し、求めるべき22の要件を紹介する。
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