急速に充実しつつある「サンドボックス製品」。未知のマルウェアへの対策として有望視されるサンドボックス製品をどう選ぶべきか。その基本をおさらいしつつ、選定のポイントを示す。
第1回「『標的型攻撃』がセキュリティの常識を変えた――“アンチウイルス死亡論”の真実」では、変遷するセキュリティの脅威とその特徴から、企業に必要とされる対策が変わってきていることを述べました。
近年、標的型サイバー攻撃(以下、標的型攻撃)の対策として脚光を浴び始めているセキュリティ技術に「サンドボックス」があります。さまざまなセキュリティベンダーがサンドボックス技術を実装したセキュリティ製品(以下、サンドボックス製品)をリリースし、未知の不正プログラム(マルウェア)の検出に有効であるとうたっています(参考:セキュリティ対策“最後の砦”、「サンドボックス」とは何か)。
サンドボックス製品はどのように設計され、未知のマルウェアの検出をどのように実現しているのか。具体的にどのような効果をもたらすのか。連載第2回となる今回は、こうした疑問を明らかにするとともに、選定時のポイントについても説明していきます。
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