歴史の浅さや宣伝の曖昧さから、実力を正しく評価されない傾向がある「SIEM」。過大評価や過小評価に陥らないために、SIEMの現状をあらためて把握しよう。
大量のデータを投入することで脅威を見つけ出す「SIEM」。その効果を正しく理解できている企業は、実はそれほど多くない。その責任の一端はベンダー側にもある。実際、耳に聞こえのいい営業トークが世間を賑わしているのも事実ではなかろうか。
SIEMに関して次のような説明を受けた企業もあるだろう。「今まで見つけることができなかった脅威が見つかる」「たくさんのデータを投入すれば自動的に相関分析し、あらゆるサイバー攻撃を検出する」「どこからどこへ不正な通信が流され、マルウェアがどのデータに接触し、データがどれくらい搾取されたかをレポートしてくれる」――。
これらは確かに表面的には事実ではあるが、思わぬ誤解を招く可能性は否定できない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
トランプ氏勝利で追い風 ところでTwitter買収時のマスク氏の計画はどこへ?――2025年のSNS大予測(X編)
2024年の米大統領選挙は共和党のドナルド・トランプ氏の勝利に終わった。トランプ氏を支...
AI導入の効果は効率化だけじゃない もう一つの大事な視点とは?
生成AIの導入で期待できる効果は効率化だけではありません。マーケティング革新を実現す...
ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。