小学校での必修化の検討が進む「プログラミング教育」。なぜ必修化が必要なのか。世界の動向も含めてプログラミング教育を取り巻く状況を整理し、その理由を探る。
2016年4月19日、文部科学省は「小学校のプログラミング教育の必修化を検討する」と発表した。2020年度からの新学習指導要領にプログラミングを盛り込む方向で議論するとのことで、2016年5月に有識者会議を開くなど、その実現に向けて動き出しているようだ。
既に高等学校では教科「情報」を必修化しており、中学校では2012年に教科「技術・家庭」でプログラミング教育を始めている。これに小学校が加わることによって、日本の初等中等教育にプログラミングが必須だという流れが、ある程度定まってきたと捉えることができる。
だが実際にプログラミング教育を実施する教育現場では、そもそもなぜ小学校からプログラミング教育が必要なのかという“そもそも論”は理解されていないだろう。今回は前編「『学校IT活用・IT教育』が日本の“救世主”になり得る理由」に続く中編として、このプログラミング教育必修化について整理する。
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