教育機関がIT活用やIT教育を進めることは、個別の教育機関が掲げる教育目標の達成だけでなく、日本が世界で生き抜く原動力となり得る力を秘めている。
教育機関における授業や校務でのIT活用や、ITに関する学習者向けの教育(IT教育)といえば、これまでは社会の入口となる大学や専門学校までの高等教育での取り組みが中心だった。現在は、その裾野が高等学校や中学校、そして小学校といった初等・中等教育にも広がり、地域を問わず既に幾つもの先駆的なIT活用・IT教育事例が生まれている。こうした動きの背景には、ITによって子どもや日本の将来が変わる、いや変えなくてはいけないという思いが込められていると考える。
「大げさだ」と捉える向きもあるかもしれない。ただし、この考えには現実的な根拠がある。本稿では前後編に分けて、大きく動き始めた日本のIT活用・IT教育の流れを説明する。前編である今回は、教育機関のIT活用・IT教育が始まったきっかけとは何か、そもそもなぜ教育現場にITが必要なのかを整理する。
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