スウェーデンの工業大学Royal Institute of Technologyでは、スーパーコンピュータの刷新が進んでいる。新しいスーパーコンピュータはCPUとGPUを積載するという。その理由とは。
スウェーデンの国立研究機関Swedish National Infrastructure for Computing(SNIC)はHewlett Packard Enterprise(HPE)の協力を得て、スウェーデン王立工科大学(KTH:Royal Institute of Technology)のスーパーコンピュータを刷新している。KTHは同国有数の工業大学で、理工学研究にスーパーコンピュータを使用している。
新たに導入したスーパーコンピュータの理論上の演算速度は、最大13.5P(ペタ)FLOPS(FLOPS:1秒当たりの浮動小数点演算回数)だ。このスーパーコンピュータは、学術研究者が演算を実行するために使用する大規模なCPU群と、処理負荷の高い作業をサポートするためのGPU(画像処理プロセッサ)群で構成される。SNICはこのスーパーコンピュータを、KTHのキャンパスにある学術研究向けHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)サービス提供組織PDC Center for High Performance Computingに設置する。
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