2021年09月15日 05時00分 公開
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コロナ禍が示した「教育IT」の可能性を“台無し”にしないためには?パンデミックで変わる湾岸諸国の教育【後編】

湾岸諸国の教員はパンデミックにおいて、ITが教育に果たす役割をいや応なしに実感することとなった。ただしITを導入しただけではメリットを享受できない。鍵は教員一人一人がどう考え、どう動くかだ。

[Alicia Buller,TechTarget]

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 中編「湾岸諸国でデジタル教育×対面教育の『ハイブリッド教育』が普及する理由」までの2回にわたり、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)が、これまでに湾岸諸国の教育に与えた影響を説明した。一方で長期的な影響は、まだ完全には明らかになっていない。少なくとも教育方法は今後、よりIT中心になり、従来の教育方法とさまざまな技術の融合が進むと考えられる。

 新しい生活様式に移行するにつれ、「湾岸諸国の教育機関はIT企業のような運営形式を目指すようになる」。こう話すのは、調査会社IDCで業界ソリューションおよびスマートシティーのプログラムマネジャーを務めるジェビン・ジョージ氏だ。

 ジョージ氏は、教育がオンライン教育などのデジタル教育と対面教育を組み合わせた「ハイブリッド教育」へ変化するのに伴い、ITが「認知的コンパニオン」の役割を果たすと指摘する。「教育機関は、ITツールを使って学習者を引き付け、宿題や試験を管理するようになる」と同氏は予測。キャンパスツアーや学習者募集といった活動のデジタル化も進むとみる。

コロナ禍が示した「教育IT」の可能性 生かすも殺すも教員次第?

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