新型コロナウイルス感染症対策として対面授業が実施できなくなったことで、脚光を浴びたのがオンライン授業だ。オンライン授業を実施するために最低限必要なIT製品・サービスを整理する。
第1回「『オンライン授業』を難しくする3大課題とは? 新型コロナで脚光のIT活用法」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として需要が高まったオンライン授業について、国内の教育現場が抱える課題を紹介した。第2回は、オンライン授業を実施するために必要なIT製品・サービスは何かを解説する。
教育機関がオンライン授業を実施するために最低限必要なIT製品・サービスを、以下の3点に分けて紹介しよう。
教員の授業をライブ配信する「リアルタイム型」のオンライン授業の場合、動画をリアルタイムで配信しても逼迫(ひっぱく)しないインターネット回線を導入すべきだ。インターネット回線を選定する際は、利用するWeb会議ツールや動画配信サービスが推奨する回線容量(帯域幅)の要件を確認するとよい。
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