「検索だけならスマホで十分」 大学生が問う“ノートPC必携”の是非本音で議論、学生×教員IT活用座談会【第2回】(1/2 ページ)

成功例に注目が集まりがちな教育機関のIT活用。だが先駆的なIT活用校が経験しているのは成功体験だけではない。玉川大学とデジタルハリウッド大学の教員と学生が、IT活用の課題を語り合う。

2016年04月18日 08時00分 公開
[為田裕行教育ICTリサーチ]

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座談会の様子 IT活用の課題について学生と教員が本音で議論《クリックで拡大》

 第1回「IT先進校の現役大学生に聞く、学生が喜ぶIT製品とは?」に引き続き、IT活用を先駆的に進める大学2校の教員と学生による座談会の模様をお届けする。座談会に参加した教員は、教育現場へのIT活用を実践する教育者チーム「iTeachers」のメンバーである玉川大学 准教授の小酒井 正和氏とデジタルハリウッド大学 准教授(現在はデジタルハリウッド 講師)の栗谷幸助氏。学生は両者の教え子である玉川大学の大武小夏さん、デジタルハリウッド大学の片岡花絵さんが参加した。

 IT活用の成功例を中心に議論した第1回とは打って変わって、第2回ではIT活用の“失敗例”について議論してもらった。先駆的なIT活用校といえども、教育機関のIT活用に明確なベストプラクティスがない中、課題と向き合いつつIT活用に挑んでいる。そんな取り組みの中で顕在化した現時点での課題を、学生と教員双方の視点から明らかにしてもらう。

パネリスト(所属・役職は取材時)

参加者

大武小夏さん 玉川大学 工学部 マネジメントサイエンス学科 3年(現在は4年)

片岡花絵さん デジタルハリウッド大学 デジタルコミュニケーション学部 3年(現在は4年)

小酒井 正和氏 玉川大学 工学部 マネジメントサイエンス学科 准教授

栗谷幸助氏 デジタルハリウッド大学 准教授(現在はデジタルハリウッド 講師)

モデレーター

小池幸司氏 教育ICTコンサルタント


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