2016年09月30日 09時00分 公開
特集/連載

デジタルハリウッド大学が「学校向けポータル」ではなく「Salesforce」を選んだ理由学生支援の細かさには「顧客志向」が必要(1/3 ページ)

学生情報を“カルテ”のように一元管理できる学生ポータルを構築したデジタルハリウッド大学。その基盤として教育機関向けパッケージではなく、企業向けクラウドサービスを選んだという。それはなぜなのか。

[阿部欽一,著]
写真 写真1 デジタル分野の人材育成に取り組むデジタルハリウッド大学(出典:デジタルハリウッド大学)《クリックで拡大》

 株式会社立大学のデジタルハリウッド大学(東京都千代田区)は、コンピュータグラフィックス(CG)をはじめデジタル分野の第一線で活躍できる人材育成に取り組む(写真1)。同大学が学生支援のために構築した「学生ポータル」のシステムは、履修状況や成績、学生への対応履歴などの情報を“カルテ”のように一元管理し、学生一人一人にきめ細かいサービスを提供するための機能を備える。

 学生ポータルの構築といえば、教育機関に特化した学生ポータル構築製品/サービスを利用するのが一般的だ。だがデジタルハリウッド大学は、企業向けサービスで知られるセールスフォース・ドットコムのクラウドサービス群(以下、Salesforceサービス群)を使って学生ポータルを構築した。その選択の理由とは何か。システム導入の効果は。デジタルハリウッド大学でシステム導入を主導した学務グループの金野秀彦氏と、同グループの藤森志保氏、大学院で学生支援を担当する阿部正子氏に話を聞いた。

構築したシステム:学生と教職員が使う学生ポータル

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