教員と学習者の双方が納得できるITの使い方や制限の仕方とは。先駆的なIT活用校である玉川大学とデジタルハリウッド大学の教員と学生が議論する。
モバイルデバイスが一般に普及し、無料や安価で手軽に使えるオンラインサービスが充実する一方、こうした新たな手段を教育活動にどう生かすか、またどう制限するかの線引きに悩む教育機関は少なくない。IT活用校の教員と学生による座談会の模様を紹介する本連載。今回は第2回「『検索だけならスマホで十分』 大学生が問う“ノートPC必携”の是非」に引き続き、教育機関がIT活用を進める上での課題を整理する。
参加者は、教育現場へのIT活用を実践する教育者チーム「iTeachers」のメンバーである玉川大学 准教授の小酒井 正和氏、デジタルハリウッド大学 准教授(現在はデジタルハリウッド 講師)の栗谷幸助氏の教員2人と、その教え子である玉川大学の大武小夏さん、デジタルハリウッド大学の片岡花絵さんの学生2人だ。
大武小夏さん 玉川大学 工学部 マネジメントサイエンス学科 3年(現在は4年)
片岡花絵さん デジタルハリウッド大学 デジタルコミュニケーション学部 3年(現在は4年)
小酒井 正和氏 玉川大学 工学部 マネジメントサイエンス学科 准教授
栗谷幸助氏 デジタルハリウッド大学 准教授(現在はデジタルハリウッド 講師)
小池幸司氏 教育ICTコンサルタント
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