HadoopとSparkを利用したRDBMS「Splice Machine」のバージョン2.0がリリースされた。Splice Machineとはどのようなデータベースなのか。2.0の動向と併せて紹介する。
Splice Machineの「Splice Machine」は、「Apache Hadoop」と「Apache Spark」を利用するオープンソースRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)だ。Hadoopのクラスタ中心の分散データストレージと分散処理能力、Sparkのストリーミング、機械学習、グラフ処理用の組み込みモジュールによるビッグデータ処理用高速エンジンにより、Splice Machineは(間違いなく)優れた能力を誇っている。
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最近同社は、開発者向けにクラウド(AWS:Amazon Web Services)ベースのサンドボックスを発表した。このサンドボックスで、オープンソースの「Splice Machine 2.0 Community Edition」をテストできる。また、開発者コミュニティーサイトも公開された。
Splice Machineには、無償のCommunity Editionとライセンスが必要なEnterprise Editionがある。Enterprise Editionのライセンスには、年中無休のサポートと、以下のDevOps機能が含まれている。
注:LDAPとKerberosは技術的なもので、それ自体はDevOps機能ではないとする見方もある。
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