セキュリティインシデントはいずれ必ず起こる。にもかかわらず、多くの企業が、インシデントレスポンスツールの導入はおろか、インシデント対応計画の文書化もしていない。この状況は変えるべきだ。
「何が起きたかではなく、起きてしまったことにどのように対応するかが重要だ」――この格言の起源は何世紀も前にさかのぼるというが、現代にも当てはまる考え方だ。情報セキュリティへの攻撃と侵害という点から考えれば、問題は必ず起きる。それを認めないのは浅はかな考えだ。従って、情報セキュリティ計画では、適切に検知、対応することで、侵害を受けた場合の影響を最小限に食い止めることが目標になる。それが全てだ。それ以上でも、以下でもない。要は、できる限り、最も効果の高い戦略とインシデントレスポンスツールを採用することだ。
数年前、セキュリティの専門家たちは自らのインシデント対応能力にそれほど自信を持っていないことが分かった。その事実はほぼ確実に今も変わっていないだろう。これまで職務の中で見てきた状況や、さまざまなニュース記事から判断すると、実情はそのようなものだと考えて間違いない。さらに、情報セキュリティ教育の専門機関であるSANS Instituteの「2016 SANS Incident Response Survey」(2016年SANSインシデント対応調査)でも、回答者の65%がインシデント対応の障害になるのはスキル不足と考えられていることが報告されている。
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