2016年03月08日 08時00分 公開
特集/連載

BYODにうってつけのセキュリティ対策ゲーム『Candy Crush』の開発会社を悩ませたモバイルアクセス管理

ゲームメーカーKingは、急成長によりモバイルアクセス管理にさまざま問題を抱えていた。認証システムを「Google Authenticator」に切り替えても解決できなかった同社が最後にたどり着いた解決策とは?

[Warwick Ashford,Computer Weekly]

 『Candy Crush』を開発したKing Digital Entertainment以下、King)は、クラウドベースのモバイルアクセス管理サービスを使って、従業員が社内で使用する私物端末のセキュリティを確保している。

Computer Weekly日本語版 3月2日号無料ダウンロード

本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 3月2日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。

なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。

ボタンボタン

 King創立当初の従業員数は200人程度だった。同社が成長し、従業員数が約10倍になったころに問題は起こったと、情報セキュリティ部長ジャコモ・コリーニ氏は話す。

 「使用していたオープンソースのリモートアクセスソフトウェアはセキュリティ上安全だと考えていた。だが、企業が成長するにつれ、ソフトウェアの管理やスケールアップが難しくなった」と同氏はComputer Weeklyのインタビューに答えた。

 同社は私物ハードウェアの使用を従業員に奨励していたため、多種多様な端末に対応しなければならなかった。この差し迫った問題を解決するため、同社は認証システムを「Google Authenticator」に切り替え、社内のネットワークやサービスへのアクセスを許可する前に従業員IDを確認できるようにした。

 Kingのシステムは、米国SOX法に従って2要素認証(2FA)を使用していた。しかし、Google Authenticatorでも管理は難しく、特にユーザーのプロビジョニングの面で機能に制限があった。

 コリーニ氏は、仮想プライベートネットワーク(VPN)のセキュリティに関する同社の要件とSOX法の要件を満たす、モバイル認証とアクセス管理システムの調査に再び着手した。

容易な統合

 コリーニ氏は、Duo Securityがオープンプラットフォームに構築した広範な認証方式に興味を引かれたという。

ITmedia マーケティング新着記事

news105.jpg

ITツールの利用効果に対する実感に世代間ギャップ――Dropbox Japan調査
国内企業における創造性とITツール利用に関する実態調査です。

news035.jpg

エードット×BIRDMAN デジタルクリエイティブ界の強力タッグが目指す「広告のいらない世界」
プロデュースカンパニーとして急成長中のエードットが総合クリエイティブプロダクション...

news092.jpg

10代女子に聞いたお年玉の使い道、「貯金」「推し活」が上位に――バイドゥ調べ
イマドキの女子はもらったお年玉をどう使っているのでしょうか。