Verizonは、フィッシングデータの中に明るい兆しを見つけようとした。そこで注目したのは、年間を通して78%のユーザーはフィッシング目的のリンクをクリックしていない点だ。だが、Verizonはその雲行きを怪しくする事実をすぐに重ねて主張する。「残念ながら、どの特定のフィッシング攻撃活動でも平均して4%のユーザーはリンクをクリックすることになる。そして、1人だけでも取り込まれれば、残りのユーザーも巻き添えになる」と報告されている。
また、Verizonの指摘によると、フィッシングリンクをクリックする可能性があるユーザーはわずか4%だが、その問題は悪化しているという。フィッシングリンクをクリックしたユーザーは、将来的に再度クリックする可能性が高いためだ。さらに悪いことに、フィッシング攻撃活動のわずか17%しか報告されていないというデータもある。スティックランド氏は、フィッシング攻撃を報告することにユーザーが慎重になっている可能性を示唆する。その報告を恥だと感じているためだ。
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情報セキュリティにおいて、ランサムウェアは最大級の脅威だ。バックアップはランサムウェア対策の最後の砦ともいえるが、昨今はバックアップデータへの攻撃も目立ってきた。そこで、ストレージによる対策のアプローチを紹介する。
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一時期減少したランサムウェア攻撃が再び増加傾向にあるという。攻撃者がAIの力を得て、手口をさらに巧妙化させているためだ。防御側の組織もセキュリティ対策としてAIを取り入れているものの、攻撃者に対して後手に回ってしまっている。
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