「ソフトウェア定義境界」(SDP)は、セキュリティの強化を考慮して設計された概念だ。SDPを具現化する6つのシナリオを見てみよう。
「ソフトウェア定義境界」(SDP)は、クラウドセキュリティ推進団体Cloud Security Alliance(CSA)が定義したセキュリティの概念だ。SDPはデバイスの種類と接続方法に応じて、さまざまなシナリオで動作する。現バージョンの仕様である「SDP Architecture Guide v2」において、CSAは以下の6つのシナリオを定義している。
ここでいう「クライアント」は、一般にSDPを具現化した製品(以下、SDP製品)を実行するデバイスだ。ノートPC、タブレット、スマートフォンなどがその例に当たる。「サーバ」は、SDPに必要なサービスをクライアントに提供するシステムだ。
「ゲートウェイ」は、認証済みのデバイスやユーザーが、セキュアな状態を確立したプロセスやサービスにアクセスできるようにするシステムを指す。ゲートウェイは概して、SDP製品を実行していないシステムのフロントエンドの役割を果たす。
クライアント−ゲートウェイのシナリオは、「リモートアクセスが可能なサーバ」という考え方をソフトウェアとして実装したものだ。企業がこのシナリオを利用する一般的なケースは、ゲートウェイを通じてセキュアなレガシーリソースにアクセスすることだ。
ネスプレッソ幹部に聞く「マーケティングとサステナビリティーは両立可能か?」
Marketing DiveはNespresso USAでマーケティング担当バイスプレジデント兼サステナビリテ...
生成AI活用の成否を決める「プロンプトエンジニアリング」 知っておくべきポイントとは?
マーケティング領域で進む「AIシフト」に取り残されないため、どうすればいいのか。今回...
マーケティングを「リアルタイム」に進化させるために何から始めればいい?
2024年9月に米ラスベガスで開催されたBrazeの年次イベント「Forge 2024」の会場で、同社...