2020年のネットワークセキュリティの主なトレンドを考えると、ランサムウェアやクラウドに対する攻撃が挙げられる。こうした脅威から自社を守るためには、何を用意すべきだろうか。
私はネットワークセキュリティのトレンドについてよく質問を受ける。ネットワークセキュリティを構成する要素は非常に多く、着目すべき領域を見極めるのは難しい。最新テクノロジー、ネットワークセキュリティ担当者の業務、ビジネスプロセスの改善など、構成要素は幅広い。重要なのは、自社の環境とビジネスに何が必要かを理解することだ。
2020年に何を想定すべきだろうか。引き続き最重要課題となるのは、ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)をはじめとする高度なマルウェアだ。これまでランサムウェアを用いることで膨大な利益を得てきた攻撃者は、今後もランサムウェアの悪用を続けるだろう。
もう一つの重要な課題がクラウドセキュリティだ。「Microsoft Azure」「Amazon Web Services」「Google Cloud Platform」といったクラウドサービスのセキュリティを強化することで、企業はさらなる恩恵を得ることができる。
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DX推進によってさまざまなビジネスシーンでデジタル化が加速しているが、そこで悩みの種となるのがセキュリティの担保だ。リソースやコストの制限も考慮しながら、DXとセキュリティを両輪で進めるには何が必要になるのか。
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お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
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