プロセスモデリング/実行ツールのUIが向上し、作業プロセスを簡素化。IFRSにも対応した。
パワード プロセス コンサルティング(PPC)は3月25日、BPM(ビジネスプロセスマネジメント)製品の最新版「jCOM1 S-BPM Suite 3.4.0」を発表した。4月16日より出荷開始し、ライセンス価格はモデラー1人、エンドユーザー20人の最小構成で約1000万円から。
jCOM1は、ドイツのジェイコムワン(jCOM1)が開発し、PPCが国内販売代理店を務めるBPM製品。国内では2010年2月より提供開始している。業務ユーザー間のコミュニケーションを中心に据えたサブジェクト指向のBPMで、プロセスモデリングツール「jPASS!」、プロセスの確認・テストツール「jLIVE!」、プロセスの実行ツール「jFLOW!」、管理者向けWebアプリケーションツール「ベーシックコンポーネント」という4つのコンポーネントで構成されている。
主な特長は、プロセスモデル/ワークフロー/実行系システムといったシステム化における三大要素を完全統合している点。特に、既存のBPMツールの課題であった実行系のシステム(SAPやOracleの基幹システム)やそのほか既存のITシステムとの連携が容易だという。
最新版では、jPASS!とjFLOW!のUI(ユーザーインタフェース)が向上し、jPASS!では1プロセス当たりのモデリング時間が従来比約35%短縮するなど、より柔軟な作業プロセスを実現した。また、IFRS(国際会計基準)にも対応し、経理や営業などの業務プロセス変更、および継続的な改善管理を支援するとしている。
PPCでは、国内販売パートナーを通じて初年度5億円のライセンス販売を目指す。
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