「ディスクストレージ」丸分かり 比較、事例、解説記事を紹介

ユーザー企業のIT担当者を対象に、IT製品/サービスの導入・購買に役立つ情報を提供する無料の会員制メディア「TechTargetジャパン」。このコンテンツでは、ディスクストレージに関する事例、比較、解説の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください(リンク先のページはPR記事を含みます)。

HDDとは SSDとは何が違うのか?

 HDD(ハードディスクドライブ)は、不揮発性のストレージハードウェアを指す。不揮発性は、電源がオフになっても、ストレージハードウェアが内部のデータを保持することを意味する。(続きはページの末尾にあります)

ディスクストレージ関連の比較

「GPUの高速処理」を念頭に NVIDIAとの協業でストレージ8社が手掛けるのは?

NVIDIAはAI技術のデータ処理に適したGPUや開発ツールの提供に力を入れる。同社と連携するストレージベンダー8社の取り組みをまとめた。

(2024/6/7)

最新ストレージのトレンドは? ベンダー3社の“一押し機能”はこれだ

ストレージベンダーは近年、自社製品のデータ共有機能や管理機能を強化する傾向にある。本稿はPanzuraとQuantum、CTERA Networksの新製品の主要な機能を取り上げ、ストレージ市場の変化を説明する。

(2023/12/12)

HDDは「20TB」の時代 SeagateとWestern Digitalに違いはあるか?

Western Digitalだけではなく、Seagate Technologyも20TBの2種類のHDDを発売した。両社の20TB製品に違いはあるのだろうか。

(2022/2/1)

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ディスクストレージ関連の事例

料理系メディアが“2人ITチーム”で挑んだ2PBのストレージ導入 成功の裏側は

America's Test Kitchenは増大するデータを保管するために、2PBのストレージを導入した。ITチームが2人しかいない同社が、クラウドストレージAmazon S3も併用しながら構築したデータ保管の仕組みとは。

(2021/12/9)

「HDD」なぜ使われる? HAMRやMAMRで進化、“普通じゃないHDD”「OptiNAND」も

企業ITを取り巻くホットなキーワードの関連記事を紹介する「トレンドキーワードピックアップ」。今回は主要なストレージである「HDD」に関する記事を取り上げます。

(2021/11/5)

ワイン醸造所がオンプレミス回帰でストレージも刷新 譲れなかった条件とは?

ワイナリーのPalmaz Vineyardsは、いったんオンプレミスからパブリッククラウドに移したワイン発酵プロセス監視システムのインフラを、オンプレミスに戻した。ただし単純に以前と同じ構成に戻したわけではなかった。

(2020/1/17)

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ディスクストレージ関連の製品解説

容量30TB突入で「HDD進化が止まらない」説が濃厚?

HDDベンダーが発表する最新HDDの容量がついに30TBになる時代へと移行。従来の技術では容量増大に限界があるという見方がある中で、ベンダー各社は新たなアプローチを採用し始めている。

(2024/12/16)

「HDD進化の壁」はもはや迷信? 東芝も“あの方法”で大容量化

HDDは磁気ディスクにデータを書き込む仕組みであることから、容量増大はほとんど限界に来ているとみる向きがある。だがHDDベンダーが開発を進める新たな技術が、その限界を突破しようとしている。

(2024/10/28)

ストレージ各社が「NVIDIAとの協業」を望む、技術進化だけではない理由

ストレージベンダー各社がNVIDIAとの協業を発表している。Weka.ioやLenovo、Dell Technologiesなどが発表したストレージ新製品と、その狙いとは。

(2024/6/18)

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ディスクストレージ関連の技術解説

「HDD要らない説」がもはや“異端”ではなくなった理由

データセンターにおいてSSDはさまざまな用途に使われるようになったとはいえ、HDDの代替が難しいと考えられる用途もあった。だが状況は変わりつつある。背景にどのような変化があるのか。

(2024/9/3)

「HAMR搭載のHDD」でも“SSDより絶対優位”とは限らないなるほどの理由

HDDの容量増加を加速させる可能性のあるストレージ技術としてかねて注目を集めてきた「HAMR」採用のHDDを、Seagateが出荷すると発表した。HAMRはSSDとHDDの競争にどのような影響を与えるのか。

(2024/4/14)

「HDDはもう要らない」なんて言えなくなる“HDDまさかの進化”とは?

HDD不要論がささやかれる中でも、HDDの進化が止まったわけではない。HDDベンダーSeagate Technologyが発表した新技術は“HDD劣勢”の見方を変える可能性がある。HDDはどこまで大容量になるのか。

(2024/4/7)

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ディスクストレージ関連の運用&Tips

HDDが壊れる「物理的じゃない原因」とは? “あのエラー”が出たら危ない

HDDは物理的な破損だけではなく論理的な問題によっても突然故障することがある。HDDに不具合が起きていることを示す兆候と、故障を抑止するための対策を紹介する。

(2024/10/20)

HDDは“あれ”で壊れる――劣化でも衝撃でもない「謎の原因」

HDDが突然故障すると、重要なデータを失うなど深刻な事態に陥る可能性がある。そうした故障の原因は、衝撃や熱だけとは限らない。注意が必要な、HDD故障の原因とは。

(2024/10/12)

HDDが突然壊れる「よくある前兆」はこれだ

PCやサーバの内蔵ストレージ、NASなど幅広く使われている「HDD」は、突然壊れることがある。データの損失を防ぐためには、HDDが故障する予兆をつかんで対処することが欠かせない。

(2024/10/9)

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ディスクストレージ関連の用語解説

ついに登場した「ヨタバイトの次の単位」はこれだ

膨大な量のデータを管理するためには、データ量を把握するための基準が必要だ。「ゼタ」や「ヨタ」の先にある新しいSI接頭語と共に、データ量の未来を考えてみよう。

(2023/6/26)

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HDDとSSDの違い

 デスクトップPCやモバイルデバイス、家電製品、企業のデータセンターのストレージアレイなど、HDDを搭載するデバイスはさまざまだ。HDDは、OSやアプリケーション、その他のファイルを磁気ディスクに保存する。

 PCにおいてHDDは、常時利用のプライマリーストレージとしても、主にバックアップ用途のセカンダリーストレージとしても使用できる。HDDはPCのドライブベイ(PC内部のハードウェアを収容するための空間)に取り付けて、「ATA」(Advanced Technology Attachment)や「SATA」(シリアルATA)、「SCSI」(Small Computer System Interface)といったストレージインタフェースにより、マザーボードと接続して利用するのが一般的だ。

PCにHDDが必要な理由

 HDDをはじめとしたストレージハードウェアは、OSやアプリケーションのインストール、ドキュメントの保存のために必要になる。電源がオフになってもデータを保持できるストレージハードウェアがなければ、エンドユーザーはPCにデータを保存できない。いつまでもデータを保持するには、どのPCにもストレージハードウェアが少なくとも1台は必要だ。

HDDの仕組み

 一般的なHDDは、アルミニウム、ガラス、セラミックといった素材でできた数枚のプラッタ(円盤)で構成される。プラッタは軸を中心にモーターで回転する。プラッタには薄い磁気コーティングが施されている。プラッタが回転すると同時に、もう1つのモーターが磁気ヘッドの位置を制御し、プラッタにデータを記録したり、読み取ったりする。

HDDとSSDの違い

 HDDと同様に、PCでストレージハードウェアとして利用されているのがSSD(ソリッドステートドライブ)だ。SSDはデータを磁気的に保存しないので、HDDよりも起動時間が短く、読み書き速度が速い傾向がある。素早くアクセスする必要がある重要なデータを保存する場合や、入出力が多いアプリケーションを使用する場合は、SSDが向く。SSDには可動部品がないため、HDDよりも故障に強い。これらのメリットからSSDがHDDに取って代わろうとしている。

 大半のPCユーザーがSSDを歓迎しているとしても、HDDには依然として需要がある。HDDは大量データの保存に向いている。ギガバイト当たりの価格で比較すると、HDDはSSDよりも安価だからだ。SSDには一定の耐用期間があり、特定の書き込み回数が過ぎると読み書き速度が低下し、故障する確率が高くなる。企業はデータ処理速度を高速に保ちつつ、コストを削減するために、HDDとSDDを組み合わせて利用することがある。