「無線LAN/Wi-Fi」徹底比較 選び方、お薦め製品は?

ユーザー企業のIT担当者を対象に、IT製品/サービスの導入・購買に役立つ情報を提供する無料の会員制メディア「TechTargetジャパン」。このコンテンツでは、比較に関する比較の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください(リンク先のページはPR記事を含みます)。

無線LAN規格「IEEE 802.11」とは何か

 「IEEE 802.11」は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers:米国電気電子学会)が策定した、無線ネットワーク規格の一つだ。IEEE 802.11に準拠した無線ネットワークを一般的に「無線LAN」(Wireless LAN)と呼ぶ。IEEE 802.11には幾つかの種類があり、IEEEが新しい規格を追加することがある。(続きはページの末尾にあります)

無線LAN/Wi-Fi関連の比較

同じWi-Fiでも「企業向けの無線LAN」が家庭用と同じではない理由

企業向け無線LANを適切に構築するには、幾つかの注意点がある。無線LANアクセスポイントを約7000台見てきたコンサルタントが、企業向け無線LANを適切に構築するためのヒントを紹介する。

(2023/10/12)

「無線LAN」と「有線LAN」はどちらが電力を食うのか? シナリオに分けて比較

ネットワークの分野では消費電力量削減への関心が強くなっている。一般的に無線LANは有線LANよりも消費電力量を抑制しやすいが、実際に削減できるかどうかは状況によって変わる。

(2023/10/3)

SD-WANを進化させる「SASE」「SD-Branch」とは? AI、5G、クラウドとの関係は

「SD-WAN」(ソフトウェア定義WAN)製品の利用が広がる中で、ベンダー各社は自社製品の機能を拡充しつつある。SD-WAN製品はどう進化するのか。主要なキーワードを基に“次世代SD-WAN”の実像に迫る。

(2023/3/16)

「Wi-Fi 6」と「5G」は全然違う 使っているだけでは何に気付けないのか?

「Wi-Fi 6」と「5G」は使用している中での大きな違いは生じないが、根本的に異なる通信技術だ。今後は両方の無線通信を使用する動きが広がると考えられる中で、押さえておくべき違いとは。

(2022/5/19)

「Wi-Fi 6」と「5G」を使うなら知っておくべき、5つの重大な違い

無線LANは「Wi-Fi 6」、モバイル通信は「5G」の利用が広がりつつあり、双方の通信技術が力を合わせるべき時が来ている。2つの通信技術の共通点と違いを踏まえて、応用の可能性を探る。

(2022/5/12)

Wi-Fi 6EをスキップしてWi-Fi 7を待つべき明らかな理由

結論として、Wi-Fi 7を待つべきだ。Wi-Fi 6Eはスキップすべきだ。このシンプルな結論は、Wi-Fi 6Eを取り巻くガッカリな状況から導き出されたものだ。

(2022/4/8)

「Wi-Fi 6」「Wi-Fi 6E」「Wi-Fi 7」の共通点と、過去の無線LANとの違い

無線LANの規格が新しくなるとき、データ伝送速度が向上するのは出力が上がるからではない。過去の無線LAN規格にも、将来の無線LANにも共通するある要素が鍵になる。

(2022/1/7)

「Wi-Fi 6」と「昔の無線LAN」の違い “速度”と“距離”はどう変わる?

無線LANの「データ伝送速度」や「到達距離」は規格にどのように関係しているのか。これら2つの観点で、「Wi-Fi 6」の検討において見落としてはいけない無線LANの特性とは。

(2021/12/24)

「Wi-Fi 6E」が平凡になって「Wi-Fi 7」が超絶 無線LANの行く末は

無線LANの業界団体が実施した調査で、「Wi-Fi 6」や「Wi-Fi 6E」の採用見通し、「Wi-Fi 7」の登場時期など今後の動向が分かった。無線LANのローミングにも期待が寄せられているという。

(2021/11/16)

「無線LAN」と「Wi-Fi」実は違う? 5Gによる「触覚インターネット」とは?

「ネットワーク」に関するTechTargetジャパンの「プレミアムコンテンツ」のうち、2021年度上半期に新規会員の関心を集めたものは何か。ランキングで紹介します。

(2021/10/29)

「5G」対「無線LAN」 「消費電力が高過ぎる」「信頼できない」のはどっち?

企業はエッジコンピューティングに取り組む際、通信技術を5Gに切り替えるべきなのか。それともおなじみの無線LANを使い続けた方がいいのか。「消費電力」と「信頼性」の観点から考える。

(2021/9/25)

「5G」なんていらない――「無線LAN」さえあれば十分な“これだけの根拠”

IoTの普及によって「エッジ」でのデータ処理が注目される中、通信技術として「5G」が脚光を浴びている。だが、これまで使われた無線LANが完全に5Gに置き換わるとは考えにくい。それはなぜなのか。

(2021/9/18)

「無線LAN」と「Wi-Fi」を混同してはいけない理由

「無線LAN」と「Wi-Fi」は同じ意味で使われがちな言葉だが、それぞれの指す意味は異なる。無線LANとWi-Fiの違い、無線LANと同じく主要な無線ネットワークである「無線MAN」「無線PAN」「無線WAN」を解説する。

(2021/8/19)

「Wi-Fi 6E」と「Wi-Fi 6」は同じなのに“全然違う”理由

Wi-Fi 6の拡張版である「Wi-Fi 6E」には期待が持てそうだ。どのような点が過去の無線LAN規格と大きく異なるのかを説明しよう。

(2021/8/6)

いまさら聞けない「Wi-Fi」と「WiMAX」の基礎 何が違うのか?

無線ネットワークの代表的な用語である「Wi-Fi」と「WiMAX」。それぞれの用語が指す意味とは何なのか。両者の違いとは。基本的な事項をおさらいし、両者を比較する。

(2021/5/23)

いまさら聞けない「無線LAN」「無線MAN」「無線PAN」「無線WAN」の基本的な違い

無線ネットワークには「無線LAN」「無線MAN」「無線PAN」「無線WAN」の4種類があり、それぞれ用途が異なる。何が違うのか。

(2021/4/18)

Wi-Fi 6/6Eをスキップして「Wi-Fi 7」を待つべきか?

IEEEは既にWi-Fi 7に取り組んでおり、近い将来に利用可能になる。業界とCIOは、Wi-Fi 6に移行するかWi-Fi 6Eを待つか、一気にWi-Fi 7にするかのジレンマに陥る可能性がある。

(2020/12/25)

IoTに適した無線LANの条件とは? 「IEEE 802.11ah」「11af」「11ba」から探る

無線LANで着目すべき点はデータ伝送速度だけではない。特にIoTを想定した場合、省電力機能や電波の到達距離などにも注目すべきだ。IoTに適した無線LAN規格の検討ポイントを紹介する。

(2020/11/27)

「MISO」「MIMO」や「3x3」「4x4」とは? 無線LAN選びの基礎知識

無線LANはどのような方式でデータを送受信するかによって、データ伝送速度に違いが出る。それを理解するための「SISO」「SIMO」「MISO」「MIMO」や「1x1」「2x2」「3x3」「4x4」の違いを紹介する。

(2020/7/17)

過去の無線LAN規格にはない「Wi-Fi 6」特有の機能 決定的に違うのは何?

「Wi-Fi 6」が「Wi-Fi 5」の単純な改良版だと考えてはいけない。これらの規格にはデータ伝送を高速化する点だけに限らない大きな違いがあるからだ。

(2020/4/7)

IEEE 802.11の仕組み

 IEEE 802.11の全規格は、通信プロトコルの「CSMA/CA」(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)を使用する。データを電波に乗せる変調方式としては「PSK」(Phase Shift Keying:位相偏移変調)の他、一部の規格は「CCK」(Complementary Code Keying)といった他の方式を使用する。新しい変調方式は、データ通信速度の向上と、電波の干渉に対する脆弱(ぜいじゃく)性の低減を実現する。