IT部門が何をしているのか自らアピールしないと「IT部門は何もしていない」という認識が広がってしまう――社内でのマーケティングが必要だ。
声を大にして主張しないと、IT部門はプロバイダーではなく、コストセンターと見られてしまう。ビジネス部門はIT部門の評判をさらに悪くするような「悲惨なプロジェクト」を押し付けてくるだろうし、導入したアプリケーションは利用されず、だれも手順を守らず、導入サイクルは延々と長引くことになるだろう。
大手企業のIT部門では、ITマーケティングを担当する副社長を雇うことを検討すべきだし、中小規模企業のCIOは、自社のマーケティング責任者の協力を求めたり、場合によってはマーケティング面でベンダーの手助けを求める必要がある。
こうした取り組みの実践例として、ウォルマート、インテル、セブンイレブン、ヒルトンホテルの事例を紹介する。
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