コールセンターのコスト削減のために導入した自然言語による検索ツールは、顧客からも肯定的な評価を受けている。
顧客満足度と売上高を直接関連付けるのは、多くの企業にとって、注意を要する行為だ。だが、現役/退役軍人とその家族向けのヘルスケアプロバイダーであるフマナミリタリーにとっては、顧客満足度と売上高の関連性は明白だ。保険契約者からマイナスの評価を受ければ、同社は即、政府の助成金を失うことになる。
そのため、フマナミリタリーがセルフサービス検索ツールの導入に乗り出した際にも、保険契約者の反応は重要なポイントとなった。だが同社の上級システムマネジャー、ジョン・ジョーンズ氏によれば、同社の260人体制のコールセンターにかかってくる通話を減らし、コストを削減することもまた、同社にとっては同じく重要な課題だった。
フマナは2004年7月、スパンリンクコミュニケーションズの自然言語検索ツール「AnswerCenter」を導入した。このツールは、検索結果をキーワードのリストとして提供するのではなく、検索をQ&A形式で実行する。また、同社のコールセンターのエージェントは自分たち独自のナレッジベースとしても同ツールを用い、顧客に一貫性のある返答を提供できるようにしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
さまざまなWebシステムが使われるようになった今も、電話はやはりビジネスに不可欠なツールである。とはいえ働き方改革やDXを受け、企業における電話の在り方も大きく変わってきた。そこにフィットするソリューションがクラウドPBXだ。
日本企業のDX戦略が遅れている要因の1つに、“守りのIT”にリソースを割かれ、“攻めのIT”に着手できていないことがある。この状況を打破するための第一歩として考えたい“ペーパーレス化”のメリットや、正しい進め方を解説する。
業務マニュアルは使われて初めてその効果を発揮するが、そもそも見られていないことから、業務課題を一向に解決できないという企業は多い。“活用されるマニュアル”を作成・共有するには、どんなポイントを押さえるべきか。
マニュアル作成において、90%以上の組織がビジネスソフトを利用しているが、それでは活用されるマニュアルへのハードルは高い。きちんと現場に使われるマニュアルにするために、ノウハウを把握しておきたい。
あらゆる業界でDXの取り組みが加速する一方で、成功を実感している企業は1割にも満たないという。最大の障壁となる「移行コスト」を解消し、新規ツールを「誰にでも使える」状態にするための方法を探る。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...